特許
J-GLOBAL ID:200903062710748242

反射防止膜を有する光学物品及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三品 岩男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-021242
公開番号(公開出願番号):特開平9-211203
出願日: 1996年02月07日
公開日(公表日): 1997年08月15日
要約:
【要約】【課題】スパッタで形成された被膜を有し、耐久性が大きく、しかも、一貫した輝層成長による製造工程で製造可能な被膜を備えた光学部品を提供する。【解決手段】合成樹脂基材と反射防止膜の間に、屈折率変性層とハードコート層とを配置する。屈折率変性層は、Si系およびTi系の化合物の少なくとも一方を含み、厚さ方向に向かって屈折率が変化している。ハードコート層は、変性層よりも厚い膜厚を有し、かつ、屈折率が一定であり、SiおよびOを含む。反射防止膜は、TiO2膜とSiO2膜とをスパッタにより交互に積層することによって形成される。TiO2膜は、波長500nm以上550nm以下の光に対する屈折率が、2.36以上2.60以下である。
請求項(抜粋):
合成樹脂基材と、前記基材上に形成され、Si系およびTi系の化合物の少なくとも一方を含み、厚さ方向に向かって屈折率が変化している変性層と、前記変性層上に形成され、前記変性層よりも厚い膜厚を有し、かつ、屈折率が一定であり、SiおよびOを含むハードコート層と、前記ハードコート層上に、TiO2膜とSiO2膜とを交互に積層することによって形成された反射防止膜とを有し、前記TiO2膜は、波長500nm以上550nm以下の光に対する屈折率が、2.36以上2.60以下であることを特徴とする光学物品。
IPC (6件):
G02B 1/11 ,  B32B 7/02 103 ,  B32B 9/00 ,  C23C 16/50 ,  G02B 1/04 ,  G02B 1/12
FI (6件):
G02B 1/10 A ,  B32B 7/02 103 ,  B32B 9/00 A ,  C23C 16/50 ,  G02B 1/04 ,  G02B 1/12

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