特許
J-GLOBAL ID:200903062713257037

エンジンの動弁構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-076993
公開番号(公開出願番号):特開平9-264112
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【課題】高速用カムとなる第2カムの揺動に起因する衝撃を防止する。【解決手段】カム軸1に対して、低速用カムとなる第1カム2が常時一体回転するように設けられ、高速用カムとなる第2カム3が、周方向に所定分揺動可能として取付けられる。第2カム3の開弁特性は、第1カム2の開弁特性に比して、最大リフトが若干小さくかつ最大リフト付近のリフト量が大きくなるように設定されている。第2カム3は、スプリング5によって、周方向において第1カム2の頂部と第2カム3の頂部とが一致するように位置決めされている。第2カム3が揺動可能な第1状態において、第1カム2がタペット4に当接する前に第2カム3がタペット4に当接しないように、そのリフト量の設定が行われたり、第2カム3がタペット4から逃げるようにつまりその最大リフトが実質的に小さくなるように取付けられる。
請求項(抜粋):
カム軸と常時一体回転される第1カムと、前記第1カムと同一の動弁系構成部材を押圧し、該第1カムと開弁特性が異なるように設定されると共にカム軸に対して所定分周方向に揺動可能とされた第2カムと、前記第2カムとカム軸とを係脱して、該第2カムのカム軸に対する揺動を許容する第1状態と、該第2カムとカム軸とが一体回転する第2状態とを切換える切換部材と、を備え、前記第1状態において、前記第1カムと第2カムとの前記動弁系構成部材に対する押しつけ状態において、該第2カムのリフト量が該第1カムのリフト量よりも大きくならないように設定されている、ことを特徴とするエンジンの動弁構造。
IPC (3件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 1/04 ,  F01L 1/08
FI (3件):
F01L 13/00 301 A ,  F01L 1/04 Z ,  F01L 1/08 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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