特許
J-GLOBAL ID:200903062716852688

比率差動継電装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-201343
公開番号(公開出願番号):特開平5-030636
出願日: 1991年07月16日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】 この発明は、直流分を含んだ変圧器のインラッシュが変流器CT1 、CT2 を貫通し少なくとも一方の変流器が飽和する場合でも不要動作することない信頼度の高い比率差動継電装置を提供することを目的とする。【構成】 インラッシュ検出手段F2HによりインラッシュIEを検出すると復帰時間タイマーTREを稼動し、比率作動手段87Gよりの出力を一定時間停止することで、インラッシュIE が変流器CT1 或はCT2 に貫通し誤差動電流が一定時間比率作動手段87Gに流れ込み誤トリップ出力が出力されても負荷遮断器CBを不用意に作動することがない。また、比率差動手段87Gの出力が停止期間中であっても、インラッシュ検出が停止すると比率差動手段87Gの出力が開始される。
請求項(抜粋):
電力系統における被保護機器の両端に設置した第1及び第2の変流器を通して検出した第1及び第2電流の差である差動電流と上記第1及び第2電流の和である抑制電流の比率に従って応動しトリップ出力を電力系統の負荷遮断器へ出力する比率差動手段と、上記抑制電流の基本波に対する第2高調波の比率が一定値以上であるかを検出しインラッシュ検出信号を出力するインラッシュ検出手段と、上記インラッシュ検出信号出力時に上記何れかの変流器の飽和状態によって発生する上記比率差動手段よりの出力を一定時間停止し、インラッシュ検出信号無出力時に上記比率差動手段よりの出力を出力状態とする出力制御手段とを備えたことを特徴とする比率差動継電装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭53-142637
  • 特開昭60-245423
  • 特開昭63-056121

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