特許
J-GLOBAL ID:200903062726297550
電荷調整方法とその装置、および質量分析装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-050663
公開番号(公開出願番号):特開2003-249190
出願日: 2002年02月27日
公開日(公表日): 2003年09月05日
要約:
【要約】【課題】従来例では試料イオンと逆電荷イオンとの反応は確率的に制御されているため、電荷減少操作において、電荷を任意の値で停止させることが出来なかった。すなわち、イオン・イオン反応は試料イオンの価数が0、すなわち中性になるまで進行する。この場合、試料イオンはイオントラップから失われ、その結果として、分析感度が低下してしまう。【解決手段】タンデム線形イオントラップを用い、一方の線形イオントラップで電荷減少反応を発生させ、任意の設定電荷値となったイオンを選択的に他方の線形イオントラップに移動させる。これによって、MS/MS質量分析を実施することにより、生体高分子を高効率に、単純な解析により構造解析することができる。
請求項(抜粋):
試料イオン源と、該試料イオン源で発生させたイオンを導入する直列に配した少なくとも2つのイオントラップと、その一のイオントラップに双曲交流電場を印加する電源系と、前記試料イオンとは逆電荷のイオンを生成して前記一のイオントラップに導入する逆電荷イオン源とを備えることを特徴とする電荷調整装置。
IPC (4件):
H01J 49/42
, G01N 27/62
, H01J 49/06
, H01J 49/40
FI (5件):
H01J 49/42
, G01N 27/62 K
, G01N 27/62 L
, H01J 49/06
, H01J 49/40
Fターム (3件):
5C038JJ02
, 5C038JJ06
, 5C038JJ07
引用文献:
前のページに戻る