特許
J-GLOBAL ID:200903062732553577

油圧作業車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-190791
公開番号(公開出願番号):特開平10-037904
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 エンジン(1)の動力により車両を機械式に走行駆動する一方、PTO(16)により取り出されたエンジン(1)の動力の一部を吸収して油圧ポンプ(2)が圧油を吐出するようにした油圧作業車において、エンジン(1)の発生馬力が低くても油圧ポンプを適正に駆動できるようにし、もって、エンジン回転数を低く抑えてエンジン騒音を低減できるようにする。【解決手段】 油圧ポンプ(2)からのトルク伝達を受けて発電した電気エネルギーを蓄電手段(10)に蓄える発電作用と、蓄電手段(10)に蓄えられた電気エネルギーを受けて油圧ポンプ(2)にトルク伝達を行なうモータ作用とに切換可能な電動機(8)を備えさせ、油圧作業時に、油圧ポンプ(2)の必要吸収馬力の時間平均値の動力をエンジン(1)に発生させるようにした上で、油圧ポンプ(2)の必要吸収馬力が時間平均値を超えたときに電動機(8)をモータ作用に切り換える一方、超えないときに発電作用に切り換えるように制御する。
請求項(抜粋):
車両を走行駆動するエンジン(1)と、該エンジン(1)の動力の少なくとも一部を取り出す動力取出手段(16)と、該動力取出手段(16)により取り出されたエンジン(1)の動力を吸収して圧油を吐出する油圧ポンプ(2)と、該油圧ポンプ(2)から吐出された圧油により駆動される作動部(3),(4)とを備えた油圧作業車において、上記油圧ポンプ(2)との間でトルク伝達を可逆的に行なう電動機(8)と、上記電動機(8)との間で電気エネルギーの受渡しを行なう蓄電手段(10)とを備え、上記電動機(8)は、上記油圧ポンプ(2)からのトルク伝達を受けて発電した電気エネルギーを上記蓄電手段(10)に蓄える発電作用と、該蓄電手段(10)に蓄えられた電気エネルギーを受けて上記油圧ポンプ(2)にトルク伝達を行なうモータ作用とに切換可能に構成されていることを特徴とする油圧作業車。
IPC (2件):
F15B 11/00 ,  F02D 29/04
FI (2件):
F15B 11/00 B ,  F02D 29/04 Z

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