特許
J-GLOBAL ID:200903062734572587

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-006496
公開番号(公開出願番号):特開平8-200107
出願日: 1995年01月19日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 吸気通路圧力の低下に伴うオイル上がりを抑制するとともに、適正な吸気通路圧力を維持することで有効なエンジンブレーキ特性を得ることができる内燃機関のバルブタイミング制御装置を提供すること。【構成】 吸気圧力センサによって検出された吸気通路圧力Pabs が、下限吸気圧力P1 よりも低いと判断された場合には(S13:NO)、S11における減速時VVT制御処理によって遅角側に設定された目標進角値を、所定変位量だけ進角補正する(S14)。一方、実測吸気通路圧力Pabs が下限吸気圧力P1よりも高いと判断され(S13:YES)、実測吸気通路圧力Pabs が上限吸気圧力P2 よりも高いと判断された場合には(S15:NO)、S11における減速時VVT制御処理によって遅角側に設定された目標進角値を、所定変位量だけさらに遅角補正する(S16)。そして、下限吸気圧力P1 、及び上限吸気圧力P2 は、エンジン回転数が高回転になるにつれて低い値を示すように設定されている。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する吸気バルブ及び排気バルブと、前記吸気バルブ又は前記排気バルブのうち少なくともいずれか一方のバルブタイミングを変更する可変バルブタイミング機構と、少なくとも、前記吸気通路の吸気圧力を検出するための吸気圧力検出手段と、前記内燃機関の機関回転数を検出する機関回転数検出手段とを含む前記内燃機関の運転状態を検出するための運転状態検出手段と、その運転状態検出手段によって検出された内燃機関の運転状態に基づき前記内燃機関が減速状態にあるか否かを判断するための減速状態判断手段と、前記吸気通路内における吸気圧力の目標吸気圧力領域の下限値となる下限吸気圧力と、上限値となる上限吸気圧力とを、前記機関回転数検出手段によって検出された機関回転数の上昇にともない低くなるよう設定する目標吸気圧力設定手段と、前記減速状態判断手段によって内燃機関が減速状態にあると判断された場合には、前記吸気圧力検出手段によって検出される吸気圧力が、前記目標吸気圧力設定手段により決定された下限吸気圧力と上限吸気圧力との間に存在するよう前記可変バルブタイミング機構を制御するバルブタイミング制御手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (5件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 11/06 ,  F02D 45/00 310 ,  F02D 45/00 364

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