特許
J-GLOBAL ID:200903062744466580

双ベルト式連続鋳造機の湯面レベル制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-044401
公開番号(公開出願番号):特開平7-251252
出願日: 1994年03月15日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】双ベルト式連続鋳造機の鋳型内部の湯面の定在波によ湯面振動を抑制して、適正な湯面レベルを維持する。【構成】鋳型の長手方向両側に並設した注湯ノズルの注湯位置傍のそれぞれの湯面レベルを測定し、ローパスフィルタによって該測定信号に含まれる高周波成分を除去して湯面レベルを検出し、予め実際の鋳造データを多次元定常時系列の自己回帰モデルにあてはめて作成した状態変数方程式モデルと、該モデル式に基づいて作成した状態変数推定計算式モデルにより、状態変数ベクトルを推定し、該状態変数ベクトルの推定値と前記両者の検出湯面レベルとをフィードバックし、2次の評価基準を利用する線形最適多変数制御理論に従って定めた計算式モデルにより、前記注湯ノズルの中途に配設したスライディングゲート等の開度調節手段の設定開度をそれぞれ算出して決定する。
請求項(抜粋):
溶融金属を保持するための間隙を維持しつつ循環する1対の対向配置にした金属ベルトと、これら金属ベルト相互間の両側縁部に位置させた1対の短辺側板とで形成した鋳造空間(以後、鋳型と言う)の長手方向両側に注湯ノズルを並設し、該注湯ノズルの中途にスライディングゲート等の開度調節手段と前記鋳型内部の湯面レベルを検出するレベル計を前記注湯ノズルのそれぞれの注湯位置近傍に設けた、双ベルト式連続鋳造機における鋳型内部の湯面レベル制御方法において、前記鋳型の長手方向両側に並設した注湯ノズルの注湯位置近傍のそれぞれの湯面レベルを測定し、ローパスフィルタによって該測定信号に含まれる高周波成分を除去して湯面レベルを検出し、予め実際の鋳造データを多次元定常時系列の自己回帰モデルにあてはめて作成した状態変数方程式モデルと、該モデル式に基づいて作成した状態変数推定計算式モデルにより、状態変数ベクトルを推定し、該状態変数ベクトルの推定値と前記両者の検出湯面レベルとを2次の評価基準を利用する線形最適多変数制御理論に従って定めた計算式モデルにフィードバックし、前記両者の注湯ノズルの中途に配設したスライディングゲート等の開度調節手段の設定開度をそれぞれ算出して決定することを特徴とする、双ベルト式連続鋳造機の湯面レベル制御方法。
IPC (4件):
B22D 11/18 ,  B22D 11/06 340 ,  B22D 11/16 104 ,  G05D 9/12

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