特許
J-GLOBAL ID:200903062745533230

無鉛フリット用添加剤における灰色変色の除去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-285737
公開番号(公開出願番号):特開平5-221684
出願日: 1992年10月23日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】【目的】 鉛およびカドミウムを含まないフリットが、灰色の変色を引き起こさずに、迅速に焼成されて熟成したうわぐすりになるようにそのフリットを処理する方法を提供する。【構成】 (a)望ましい組成の、鉛およびカドミウムを含まないガラスフリット粒子を製造する工程、(b)前記フリット粒子の有機媒体中分散物を形成する工程、(c)前記分散物を基材上に塗布する工程、および(d)前記分散物を焼成して前記媒体を燃焼させ、前記フリット粒子をうわぐすりに融解させる工程からなる。酸化剤として少なくとも1つの酸化硫黄基を含む有機化合物の被覆を前記フリット粒子の表面上に吸着させ、前記分散物を焼成することにより、前記有機化合物が燃焼し、炭素質残留物が酸化され、それによって灰色変色が無くなる。
請求項(抜粋):
鉛およびカドミウムを含まないガラスフリット粒子を有機媒体を使用して基材に塗布し、融解させてうわぐすりを形成する場合に、炭素質残留物によって引き起こされる灰色変色を無くすための、(a)望ましい組成の、鉛およびカドミウムを含まないガラスフリット粒子を製造する工程、(b)前記フリット粒子の有機媒体中分散物を形成する工程、(c)前記分散物を基材上に塗布する工程、および(d)前記分散物を焼成して前記媒体を燃焼させ、前記フリット粒子をうわぐすりに融解させる工程からなる方法であって、酸化剤として少なくとも1つの酸化硫黄基を含む有機化合物の被覆を前記フリット粒子の表面上に吸着させ、前記分散物を焼成することにより、前記有機化合物が燃焼し、炭素質残留物が酸化され、それによって前記灰色変色が無くなることを特徴とする方法。
IPC (2件):
C03C 8/00 ,  C04B 41/86

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