特許
J-GLOBAL ID:200903062747114472

機能型共焦点画像表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-309625
公開番号(公開出願番号):特開2007-117164
出願日: 2005年10月25日
公開日(公表日): 2007年05月17日
要約:
【課題】 生体の代謝に伴う生体情報を用いて生体内部の状態を無侵襲によって詳細に観察できる機能型共焦点画像表示装置を提供すること。【解決手段】 光出射部1は、異なる特定波長を有する非変調光または変調光を、ピンホール板A1を介して光路分離部2に出射する。光路分離部2は、入射した非変調光または変調光を眼底方向に透過する。光走査部3は、光路分離部2からの非変調光または変調光を面内方向に走査する。そして、光路分離部2は、眼底で反射した非変調反射光と変調反射光を、ピンホール板A2を介して光検出部4に反射する。光検出部4は、非変調反射光の光量分布を用いて眼底の表面形状を算出する。また、光検出部4は、出射された変調光の光量と変調反射光の光量とを用いて酸素飽和度SO2を算出する。表示部5は、表面形状と酸素飽和度SO2とを別個にまたは同時に(重ねて)表示する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ユーザによって操作されて、同ユーザの指示に基づいて各種信号を出力するコントローラと、 前記コントローラから供給される所定の駆動信号に基づいて少なくとも1つの特定波長を有する近赤外線光または可視光を発生する非変調光発生手段と、前記コントローラから供給される所定の駆動信号を変調した二次駆動信号を生成し、同二次駆動信号に基づいて少なくとも2つの特定波長を有する近赤外線光を発生する変調光発生手段とを有する光出射部と、 前記光出射部から所定の孔径を有する第1のピンホール板を介して出射されたスポット状の近赤外線光または可視光を被検体に向けて透過させるとともに、前記被検体により反射された近赤外線光または可視光を前記透過した近赤外線光または可視光の光路から分離する光路分離部と、 前記光路分離部から前記被検体に向けて透過した近赤外線光または可視光を、前記被検体に対して面内方向に走査させる光走査部と、 前記光路分離部によって分離された近赤外線光または可視光を、所定の孔径を有する第2のピンホール板を介して受光する受光手段と、同受光手段によって受光した近赤外線光または可視光のうち前記光出射部の非変調光発生手段が発生した近赤外線光または可視光の光量に基づいて前記被検体の表面近傍の形状を表す表面形状情報を算出する表面形状情報算出手段と、前記受光手段によって受光した近赤外線光または可視光のうち前記光出射部の変調光発生手段が発生した近赤外線光が有する前記二次駆動信号を前記所定の駆動信号に復調する復調手段と、前記光出射部の変調光発生手段が発生した近赤外線光の光量と前記復調手段によって復調した近赤外線光の光量とに基づいて生体の代謝に伴う前記被検体の生体情報を算出する生体情報算出手段と、前記表面形状情報算出手段によって算出された表面形状情報および前記生体情報算出手段によって算出された生体情報に基づいて視認可能な画像データを生成する画像データ生成手段とを有する光検出部と、 前記光検出部によって生成された画像データに基づき、前記被検体の表面形状画像、前記被検体の生体情報画像または前記被検体の表面形状画像と生体情報画像とを合成した合成画像を表示する表示部とを備えて構成したことを特徴とする機能型共焦点画像表示装置。
IPC (3件):
A61B 3/12 ,  A61B 3/10 ,  A61B 5/01
FI (3件):
A61B3/12 E ,  A61B3/10 R ,  A61B5/00 101K
Fターム (7件):
4C117XA01 ,  4C117XB01 ,  4C117XD40 ,  4C117XE16 ,  4C117XE37 ,  4C117XE42 ,  4C117XR20
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 断層映像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-042224   出願人:フジノン株式会社

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