特許
J-GLOBAL ID:200903062747138410

既存モルタルの剥落防止工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 要
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-047259
公開番号(公開出願番号):特開平6-050007
出願日: 1993年02月13日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】コンクリート建築物に塗布されているモルタル層の剥落を防止すると共に、仕上げ塗材の要求する平滑性に富んだ下地作りも合わせてできる既存モルタルの剥落防止工法を提供する。【構成】躯体Pとモルタル層Mとを所定間隔で均等に連結材1で部分結束させると共に、モルタル層Mの表面よりポリマセメントモルタルBを塗付けた後、網材Nを埋設することで、新表面層Eを形成することにより、モルタル層Mを集成板的に活用させる施工方法である。【効果】モルタル層に負圧等による孕み現象を抑制してモルタル層の剥落防止ができる。連結材を用いて部分結束させ躯体とモルタル層との平衡状態を維持できる。各工程を目視確認でき、信頼性が高く、モルタル層の浮き範囲チェックが不要となる。
請求項(抜粋):
コンクリート建築物等の建築物のモルタル層が剥落するのを回避すべく実施する既存モルタルの剥落防止工法において、次の構成を備えたことを特徴とする既存モルタルの剥落防止工法。(1)改修すべきモルタル層は浮き如何には関係なく剥離除去せず、既存のモルタル層を活用する。(2)コンクリート躯体等の躯体と既存のモルタル層とを連結材により部分結束し、該躯体とモルタル層との追従性を確保する。(3)網材を埋設させた新表面層でモルタル層を補強することにより、該モルタル層に板状性を蘇らせ、集成板的機能を付与させる。(4)上記新表面層の形成により、防水性と通気性とを付与させる。
IPC (2件):
E04G 23/02 ,  E04G 23/04
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-037362

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