特許

J-GLOBAL ID：200903062752151483

貴金属合金触媒の製造方法

発明者： 佐々木 晴子
出願人/特許権者： 田中貴金属工業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-073936
公開番号（公開出願番号）：特開平7-256107
出願日： 1994年03月18日
公開日（公表日）： 1995年10月09日
要約：

【要約】【目的】 反応中のめっき液の温度を制御して重金属の担持率を高めることにより、所望の合金組成を得ることができると共に、合金組成のコントロールを容易にし得る貴金属合金触媒の製造方法を提供する。【構成】 粉末状の担体に担持された貴金属又は貴金属合金触媒を熱水中に分散して触媒スラリーとする一方、重金属塩、キレート剤及び還元剤の混合液をめっき浴建してpH 0.5〜13.0のめっき液を調製し、このめっき液を前記触媒スラリーに投入して低温で無電解めっきし、重金属がめっきされて担体に担持された貴金属又は貴金属合金触媒を洗浄、乾燥した後、所要雰囲気下で加熱して合金化処理することにより、重金属の還元反応を比較的ゆっくり進め、還元反応が一通り終了し、まだ溶出が起こらない時点の見極めを容易にする。

請求項（抜粋）：

粉末状の担体に担持された貴金属又は貴金属合金触媒を熱水中に分散して触媒スラリーとする一方、重金属塩、キレート剤及び還元剤の混合液から成るめっき浴を建浴してpH10.5〜13.0のめっき液を調製し、このめっき液を前記触媒スラリーに投入して低温で無電解めっきし、重金属がめっきされて、担体に担持された貴金属又は貴金属合金触媒を洗浄、乾燥した後、所要雰囲気下で加熱して合金化処理することを特徴とする貴金属合金触媒の製造方法。

IPC (4件)：

B01J 23/89 ,  H01M 4/90 ,  H01M 4/92 ,  H01M 8/06