特許
J-GLOBAL ID:200903062757250382

テレスコピックステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-201803
公開番号(公開出願番号):特開平11-043052
出願日: 1997年07月28日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】【課題】本発明はダイレクトドライブモータを駆動源としてテレスコピック動作を行なうテレスコピックステアリング装置に関し、スラスト力の印加に拘わらず適正なテレスコピック動作を実現することを課題とする。【解決手段】テレスコピックチューブ2をアッパメインシャフト25と共に、ロアチューブ3及びロアメイシンシャフト27に対して軸方向に移動させる移動機構を有するテレスコピックステアリング装置において、移動機構を、ロアチューブ3に固定されたテレスコモータ6(超音波モータ)と、テレスコピックチューブ2に配設されたテレスコスライダー17と、一端部に形成された係合部がテレスコモータ6の出力軸39に形成された角孔30に係合されると共に他端部がテレスコスライダー17に螺合したテレスコスクリュー9と接続されるケーブル8とにより構成する。そして、ケープル8の係合部が、テレスコモータ6の出力軸29に対し係合状態を維持しつつ出力軸29の軸方向に移動可能な構成する。
請求項(抜粋):
車体側に固定された固定ブラケットと、該固定ブラケットに回転可能に支持された固定シャフトと、前記固定ブラケットに軸方向に摺動可能に連結された可動ブラケットと、前記固定シャフトに軸方向に移動可能且つ一体回転可能に連結され前記可動ブラケットに回転可能に支持された可動シャフトと、前記可動ブラケットを前記可動シャフトと共に、前記固定ブラケット及び固定シャフトに対して軸方向に移動させる移動機構とを有するテレスコピックステアリング装置において、前記移動機構を、前記固定ブラケットまたは可動ブラケットの何れか一方に固定されたダイレクトドライブモータと、前記固定ブラケットまたは可動ブラケットの何れか他方に配設されたスライダー部材と、一端部に形成された係合部が前記ダイレクトドライブモータの出力軸に係合されると共に、他端部が前記スライダー部材に螺合したスクリューと接続されており、前記ダイレクトドライブモータの回転力を前記スクリューに伝達するケーブルとにより構成し、かつ、前記ケープルの係合部が、前記ダイレクトドライブモータの出力軸に対し係合状態を維持しつつ前記出力軸の軸方向に移動可能な構成としたことを特徴とするテレスコピックステアリング装置。

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