特許
J-GLOBAL ID:200903062758160700

ターボ過給機付エンジンの空気過剰率制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-171057
公開番号(公開出願番号):特開平9-021339
出願日: 1995年07月06日
公開日(公表日): 1997年01月21日
要約:
【要約】【課題】 比較的簡便な装置構成を採りながら、加速力の確保と有害排出ガス成分の低減とを両立させることを可能とした、ターボ過給機付エンジンの空気過剰率制御装置を提供する。【解決手段】 ECU8は、電子ガバナ5とNe センサ10とから出力されたアクセル開度情報θacc とエンジン回転速度Ne とに基づき、アクセル指示燃料量QFaccをマップから検索した後、タービン上流圧PT (i) 等からEGR量QE (i) を算出する。次に、ECU8は、EGR量QE (i) と全吸気量QIN(i)と3行程前の推定空気過剰率λ(i-3) とから等価吸入新気量Qa(i) を算出し、これとアクセル指示燃料量QFaccとから今回の推定空気過剰率λ(i) を算出する。そして、今回の推定空気過剰率λ(i) が空気過剰率下限値λlim より小さい場合、ECU8は、EGR弁31の閉鎖指令を出力すると共に、所定時間T1 に亘って今回の燃料噴射量QFI(i) を前回値QFI(i-1) に保持する。
請求項(抜粋):
車両に搭載されたエンジンの排気ガスによりタービンを駆動して当該エンジンへの吸気を過給するターボ過給機と、同ターボ過給機の上流側の排気通路から取り出した排気ガスの一部を上記エンジンの吸気通路に還流させる排気ガス再循環装置と、上記エンジンの吸気圧力を検出する吸気圧力検出手段と、上記エンジンの排気圧力を検出する排気圧力検出手段と、上記吸気圧力検出手段によって検出された吸気圧力と上記排気圧力検出手段によって検出された排気圧力とに基づき、上記排気ガス再循環装置による排気ガスの還流量を推定する排気ガス還流量推定手段と、上記排気ガス再循環装置による排気ガス還流量を含む上記エンジンの吸気量を検出する吸気量検出手段と、上記吸気量検出手段によって検出された吸気量と、所定の回数だけ前に推定された空気過剰率と、上記排気ガス還流量推定手段により推定された排気ガスの還流量とに基づき、上記エンジンの等価吸入新気量を推定する等価吸入新気量推定手段と、上記車両のアクセルペダルの操作量に応じて上記エンジンの燃料供給量を設定する燃料供給量設定手段と、同燃料供給量設定手段によって設定された燃料供給量に基づき、上記エンジンに燃料を供給する燃料供給手段と、同燃料供給量設定手段によって設定された燃料供給量と上記等価吸入新気量推定手段によって推定された等価吸入新気量とに基づき、上記エンジンの空気過剰率を推定する空気過剰率推定手段と、同空気過剰率推定手段によって推定された空気過剰率が所定の許容範囲にあるか否かを判定する判定手段と、同判定手段により上記空気過剰率が上記許容範囲から外れたと判定されると、上記排気ガス再循環装置を閉鎖方向に駆動する排気ガス再循環制御手段とを備えたことを特徴とするターボ過給機付エンジンの空気過剰率制御装置。
IPC (7件):
F02D 41/02 380 ,  F02D 41/02 ,  F02B 37/00 302 ,  F02D 41/18 ,  F02D 45/00 366 ,  F02M 25/07 550 ,  F02M 25/07 570
FI (7件):
F02D 41/02 380 D ,  F02D 41/02 380 E ,  F02B 37/00 302 F ,  F02D 41/18 Z ,  F02D 45/00 366 E ,  F02M 25/07 550 R ,  F02M 25/07 570 P

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