特許
J-GLOBAL ID:200903062758468926

エンジンの空燃比制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-222099
公開番号(公開出願番号):特開平8-086234
出願日: 1994年09月16日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】【目的】 冷間始動直後に加速を行ったときにも加速前後で空燃比を一定に保たせるようにする。【構成】 記憶手段38は始動からの付着燃料の溜まり方を始動からの時間tの関数H(t)として記憶し、この関数H(t)を用いてこの関数H(t)が平衡状態に達する前の加速タイミングtbにおける関数値H(tb)を算出手段39が算出し、加速タイミングtbの直前の平衡付着量Mfhから加速タイミングtbにおける関数値H(tb)を差し引いた値を不足量Hmとして算出手段40が算出する。この不足量Hmと付着速度Vmfとで基本噴射量Tpを補正して燃料噴射量を算出手段41が算出し、この噴射量を吸気管に供給手段42が供給する。
請求項(抜粋):
エンジンの運転条件を、少なくともエンジン回転数、エンジン負荷およびエンジン温度を含むパラメーターから検出する手段と、エンジンの運転条件にもとづいて燃料の基本噴射量を算出する手段と、前記エンジン回転数、エンジン負荷およびエンジン温度にもとづいて平衡付着量を算出する手段と、この平衡付着量とこの平衡付着量に対し一次遅れで変化する付着量との差値を算出する手段と、この差値を燃料噴射量の補正にどの程度反映させるかを示す分量割合を算出する手段と、この分量割合と前記差値とにもとづいて付着速度を算出する手段と、この付着速度を燃料噴射に同期して加算し、その加算値で付着量を更新する手段と、始動からの付着燃料の溜まり方を始動からの時間の関数として記憶する手段と、この関数を用いてこの関数が平衡状態に達する前の加速タイミングにおける関数値を算出する手段と、前記加速タイミングの直前の前記平衡付着量から前記加速タイミングにおける関数値を差し引いた値を不足量として算出する手段と、この不足量と前記付着速度とで前記基本噴射量を補正して燃料噴射量を算出する手段と、この噴射量を吸気管に供給する手段とを設けたことを特徴とするエンジンの空燃比制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/04 ,  F02D 41/10 330
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る