特許
J-GLOBAL ID:200903062758573754

内燃機関用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-186562
公開番号(公開出願番号):特開平5-187332
出願日: 1992年07月14日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 キャニスタと吸気管とを結ぶ配管及びパージ制御弁の燃料ガス供給路の流量特性不良を検出することでパージ系のパージ能力低下を検出することができる燃料蒸発ガス拡散防止装置における自己診断装置を提供することにある。【構成】 電子制御回路25は、エンジン1のアイドル運転中において目標回転数となるように回転数制御弁8の開度を調整して吸入空気量を制御するとともに、O2 センサ12により検出されたエンジン1への混合気の空燃比を一定に制御しているときに、パージ制御弁23を強制的に全閉状態と所定開度状態(開度20%)とに変化させ、そのときの回転数制御弁8の開度の変化量Δθを求め、回転数制御弁8の開度の変化量Δθが予め定めた許容範囲(10〜15%)から外れると、異常が発生したと判定して、警告ランプ38を点灯して警告する。
請求項(抜粋):
液体燃料を収納した燃料タンク内で発生した燃料蒸発ガスを吸着する吸着体を備えたキャニスタと、前記キャニスタの吸着体に吸着された燃料蒸発ガスを内燃機関の吸気管内に発生した負圧によって前記吸気管内に導く供給通路と、前記供給通路の途中に設けられ、開度が調整可能なパージ制御弁と、前記内燃機関の運転状態に応じて前記パージ制御弁の開度を調整して供給通路のパージ流量を制御するパージ流量制御手段と、開度の調整により前記内燃機関への吸入空気量を調整して内燃機関の回転数を変更するための回転数制御弁と、前記内燃機関のアイドル運転中において目標回転数となるように前記回転数制御弁の開度を調整して吸入空気量を制御するアイドル回転数制御手段と、内燃機関への混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、前記空燃比検出手段により検出された内燃機関への混合気の空燃比を一定に制御する空燃比制御手段と、前記空燃比制御手段による空燃比制御中で、かつ、前記アイドル回転数制御手段による回転数制御中において、前記パージ流量制御手段により前記パージ制御弁の開度を強制的に変化させ、そのときの前記回転数制御弁の開度の変化量を求める開度変化量算出手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関用制御装置。
IPC (3件):
F02M 25/08 301 ,  F02B 77/08 ,  G01M 15/00
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-012157

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