特許
J-GLOBAL ID:200903062763032923

秘密鍵式暗号化アルゴリズムを利用する電子構成部品内の対抗措置方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 太田 恵一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-577798
公開番号(公開出願番号):特表2003-517745
出願日: 1999年09月15日
公開日(公表日): 2003年05月27日
要約:
【要約】本発明は、入力メッセージ(M)から暗号化されたメッセージ(C)を算出する為に十六サイクルの計算を行う秘密鍵K式暗号化アルゴリズムを用いた電子構成構成部品内での対抗措置方法に関するものであり、各サイクルは、入力情報から出力情報を算出する為の第一手段TC0を用いる。前記方法は、第一手段で一つのシーケンスを選ぶか、他の手段TC1、TC2で別のシーケンスを選んで、そのシーケンスを、少なくとも最初の三サイクルを含むグループG1と、少なくとも最後の三サイクルを含むもう一つのグループG4とに適用することから成る。どのようなシーケンスであれ、各グループの最後のサイクルの出力結果は、同一の入力メッセージ(M)について同じである。
請求項(抜粋):
入力メッセージ(M)から暗号化されたメッセージ(C)を計算する為に秘密鍵(K)式暗号化アルゴリズムを利用する電子構成部品内部での対抗措置方法であり、そのアルゴリズムの利用には十六サイクル(T1,...,T16)が含まれ、各サイクルごとに入力データから出力データを算出する為の第一手段(TC0)を使用し、その出力データ及び/又は派生データは、最初の三サイクル(T1,T2,T3)と最後の三サイクル(T14,T15,T16)とでのクリティカル命令によって処理される、対抗措置方法であって、少なくとも最初の三サイクルを含むグループ(G1)と少なくとも最後の三サイクルを含むグループ(G4)とを形成することと、これらのグループ(G1及びG4)のそれぞれに、各サイクルごとに第一手段(TC0)を用いる第一シーケンス(SEQA)と、少なくとも数サイクルごとに他の手段(TC1,TC2,TC3)を用いる第二シーケンス(SEQB)とを組み合わせることと、前記第一及び第二シーケンスは、同一の入力メッセージ(M)が与えられると各グループの最後のサイクルで同一の出力結果を算出するようなシーケンスであることと、当該グループで実行するシーケンスは二分の一の確率の統計法則によって選択され、前記クリティカル命令によって処理されるデータの一切が予測不可能になることを特徴とする、対抗措置方法。
IPC (2件):
H04L 9/10 ,  G06F 12/14 320
FI (2件):
G06F 12/14 320 B ,  H04L 9/00 621
Fターム (6件):
5B017AA07 ,  5B017BA07 ,  5B017CA01 ,  5J104AA47 ,  5J104JA13 ,  5J104NA02

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