特許
J-GLOBAL ID:200903062765371709

沸騰冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-212933
公開番号(公開出願番号):特開平8-078588
出願日: 1994年09月06日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 液流が円滑に帰還でき最大熱輸送量を大きくすることができる沸騰冷却装置を提供することにある。【構成】 IGBTモジュール1はIGBT素子7を有している。冷媒貯留槽2内には冷媒10が封入されている。冷媒貯留槽2の底部にはIGBTモジュール1が設けられ、IGBT素子7の発する熱は沸騰熱伝達により冷媒10に吸収され、その熱によって気化する。放熱チューブ3はその一端が冷媒貯留槽2に連通するとともに他端が閉塞されている。放熱チューブ3内には波板状インナーフィン14が配置され、上部空間18、冷媒貯留槽2からの冷媒を上部空間18に導く冷媒通路15,16,17、及び、上部空間18の冷媒を冷媒貯留槽2に戻すとともに液溜まり部19が形成される細孔が、それぞれ区画形成されている。
請求項(抜粋):
電気回路等で用いられ、駆動に伴い熱を発生する発熱体と、前記発熱体の発する熱を吸収してその熱により気化する冷媒が貯留された冷媒貯留槽と、筒状をなし、その一端が前記冷媒貯留槽に連通するとともに他端が閉塞され、前記気化して上昇してくる冷媒を冷却液化して前記冷媒貯留槽に戻す放熱部と、前記放熱部内に配置され、前記放熱部の上部の空間である上部空間、前記冷媒貯留槽からの冷媒を前記上部空間に導く第1の冷媒通路、前記上部空間の冷媒を前記冷媒貯留槽に戻すとともにその途中に液化した冷媒により液溜まり部が形成される第2の冷媒通路を、それぞれ区画形成する冷媒通路形成部材とを備えたこと特徴とする沸騰冷却装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭50-063546
  • 特開昭57-204156
  • 特開平3-117890
審査官引用 (1件)
  • 特開昭50-063546

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