特許
J-GLOBAL ID:200903062768715344

データ・コーディング再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-143535
公開番号(公開出願番号):特開平7-028710
出願日: 1994年06月24日
公開日(公表日): 1995年01月31日
要約:
【要約】【目的】 M個で構成されるDASDの配列中の2つ以下のDASDにデータのエラー・消去等が発生したときに、容易にそのデータを復元することのできるDASDシステムを提供する。【構成】 本発明の方法及び手段は、データ配列に対して個別に(M-1)*(M-2)のデータ・ブロックから(M-1)* Mのブロック配列を、行優先順及び対角線優先順に、非再帰的単純パリティ・コーディングを用いて生成することによる。Mは素数であり、対角線はトロイダル・トポロジで取られる。配列対角線それぞれのパリティ値は、基準となる主対角線のそれと同じモード(奇数または偶数)であり、各行のパリティ・モードは偶数である。
請求項(抜粋):
障害の影響を受けないM個のDASDの配列と、上記DASD配列のスペアとして動作可能な複数のDASDのうち、または上記M個のDASDに2つのDASDと同等のスペア・スペースが分散した配列のうち、使用不能な最高2つまでのDASDのデータ内容をコーディングし再生する方法であって、Mは素数であり、上記データ内容が(M-1)*(M-2) のデータ・ブロック配列として表現され、上記データ配列の各行のブロックが対応するDASDに格納される上記方法は、(a)(M-1)*(M-2) のデータ・ブロック配列の対角線と行の処理過程について、非再帰的単純パリティ値を対角線及び行を主とした順序で計算することによって(M-1)*(M-2) のデータ・ブロック配列から(M-1)*Mのデータ・ブロックを生成するステップであり、主対角線または基準対角線に沿ったデータ・ブロックのパリティ・モード(奇数または偶数)が、非基準対角線のそれぞれのパリティ値を計算するモードとして働き、各行のパリティ値が偶数モードに従って計算されるステップと、(b)上記(M-1)* Mのデータ配列の各行のブロックを上記障害の影響を受けないM個のDASDのうち対応するDASDに書込むステップと、(c)上記最高2つまでのDASDが使用不能であることに応答して、上記データ配列のうち消去された部分または使用できない部分を、M-2個を超える使用可能なDASDから、スケジュール・ベースまたは機会ベースに再生し、対応するスペアDASDまたは残りのM-2を超えるDASD上で使用可能なスペア・スペースのいずれかに再生された部分を書込むステップと、を含むデータ・コーディング再生方法。
IPC (3件):
G06F 12/16 320 ,  G06F 3/06 540 ,  G06F 11/10 320

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