特許
J-GLOBAL ID:200903062776807789

水洗便器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-201018
公開番号(公開出願番号):特開2001-026960
出願日: 1999年07月14日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】 水洗便器において、1回の洗浄により使用される水の量の減少を、鉢面への汚れの固着や汚物の排出性能の低下等の不具合を生じさせることなく実現することを目的とする。【解決手段】 便器10のボール部20の周壁は、左右のリム21の下方から便器10の中心方向に向かって緩やかな傾斜で延出された後、封水FWの通常水位線WLよりもやや上に位置する第1曲部53において、凹部26方向に大きく曲げられる。このような曲げ方向に延出された周壁は、通常水位線WLを超えてまもなく、第2曲部54で内側方向に大きく曲げられ、緩やかな下向きの傾斜で、便器10の中心方向に約40mm延出される。この周壁の延出により、ボール部20には、通常水位線WLを跨ぐ段部58が形成される。つまり、ボール部20は、少なくとも、便器10の左側の第2曲部54から40mm,右側の第2曲部54から40mm、便器中心方向に張り出す。一方、水底面50から通常水位線WLまでの高さを約113mmという値とし、封水FWの十分な水位を確保している。
請求項(抜粋):
汚物を受ける鉢部と、該鉢部の底部に形成された排出口と接続された接続路と、該接続路に連通し、該連通位置から上方向に延出する上昇路を備え、前記鉢部,前記接続路および前記上昇路に溜められた貯溜水により封水を形成し、該鉢部への洗浄水の供給に伴って、前記排出口から流路である前記接続路および前記上昇路に水を送り込み、該上昇路を通過した水や汚物を排水管の位置する下方へと導く水洗便器において、前記鉢部,前記接続路および前記上昇路を、前記封水の形成時における貯溜水の量が1.1リットル以上1.45リットル以下となる形状とし、主として汚物落下の位置となるボウル面から前記貯溜水の水面までの前記封水の垂直高さを、少なくとも85ミリメートル以上の値とした水洗便器。
IPC (2件):
E03D 1/28 ,  E03D 11/02
FI (2件):
E03D 1/28 ,  E03D 11/02 B
Fターム (6件):
2D039AA02 ,  2D039AC03 ,  2D039AC04 ,  2D039AD00 ,  2D039DA04 ,  2D039DB04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 便 器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-069531   出願人:株式会社イナックス
  • 特許第2789757号

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