特許
J-GLOBAL ID:200903062776936350

トロリ線偏位測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-286301
公開番号(公開出願番号):特開平11-094534
出願日: 1997年09月16日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 トロリ線の水平方向の偏位を正確に測定すること。【解決手段】 固定部材1の底部に、レールRの内側面に当接する位置決め片2を設ける。固定部材1の側面には中心から長手方向への距離を示す目盛り4aを設ける。可動部材6は、スライド部7と、スライド部7の中央部に垂直に取り付けられる縦杆部8とで構成する。スライド部7は、固定部材1に長手方向に摺動自在に設ける。スライド部7の側面中央には、目盛り4aを指し示す指示マーク9を有する。スライド部7の中央上部の取付台11には、鏡12をその上下角を変更可能に取り付ける。縦杆部8の一端部及び中間部には、レールRの延長方向に向かって標準ピン14を突設する。固定部材1をレール間にわたし、可動部材6を移動させて鏡12に映る二本の標準ピン14とトロリ線Tとを一致させ、指示マーク9が示す目盛り4aによりトロリ線Tの偏位Xを読む。
請求項(抜粋):
レールの中間点からトロリ線の水平方向の偏位距離を地上で測定するためのトロリ線偏位測定装置であって、レール上に直交方向に載置される固定部材と、この固定部材に水平方向に相対偏位可能に支持される可動部材とから成り、前記固定部材は、レールに対する配置を決定する位置決め部材と、レール相互の中間点に対応する原点からの水平距離を示す目盛りとを備え、前記可動部材は、固定部材との相対偏位に応じて前記目盛りを指示可能な指示マークと、垂直線上に間隔を置いて配置されレールの延長方向の同じ側に突設された二本の標準ピンと、両標準ピン及びトロリ線を垂直下方から映し出す鏡とを備え、前記可動部材を移動させて鏡に映る標準ピンとトロリ線とを同一線上に一致させ、指示マークが示す目盛りを読むことにより偏位が測定されることを特徴するトロリ線偏位測定装置。
FI (2件):
G01B 21/00 S ,  G01B 21/00 A

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