特許
J-GLOBAL ID:200903062780190397
制振ダンパー
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
柳田 良徳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-041751
公開番号(公開出願番号):特開平5-239952
出願日: 1992年02月27日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 トッププレート2とベースプレート3とが平行に離間配置され、これらプレート間に鋼管5がトッププレート2に剛接合されながら配設されている。そして、ベースプレート3に設けられた変位伝達部7が、鋼管5に固着された捩りプレート6と係合している。そして、地震時にトッププレート2及びベースプレート3が相対的に変位することにより、その変位量が変位伝達部7を介して捩りプレート6に回転運動として伝えられる。それにより、鋼管5に捩りモーメントが加えられる。【効果】 高いせん断降伏を有する鋼管の捩り変形により塑性化することにより変形エネルギーを吸収するようになっており、履歴吸収エネルギーを積極的に評価して能率よく前記変形エネルギーの吸収を行って2部材間に対する優れた振動減衰効果を得ることができる。
請求項(抜粋):
建築物の振動を減衰させるためにその建築物の相対変位可能な2部材間に介装されて用いられる制振ダンパーであって、平行に離間配置されたトッププレート及びベースプレートと、これらトッププレート及びベースプレートの相対変位方向に軸芯を向け、かつトッププレートに固定プレートを介して外周面の所定位置が剛接合された鋼管と、前記鋼管の前記所定位置より離間した位置において一端が固着されて前記ベースプレート側へ延びる捩りプレートと、前記ベースプレートに設けられて前記捩りプレートの他端と係合し、かつ地震時にトッププレート及びベースプレートが相対的に変位することにより、その変位量を捩りプレートに回転運動として伝えて前記鋼管に捩りモーメントを加える変位伝達部とを具備してなることを特徴とする制振ダンパー。
IPC (2件):
E04H 9/02 301
, F16F 15/02
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