特許
J-GLOBAL ID:200903062781619745

エンジンの燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-289920
公開番号(公開出願番号):特開平5-125974
出願日: 1991年11月06日
公開日(公表日): 1993年05月21日
要約:
【要約】【目的】 エンジン再始動時において、吸気系の残存燃料の影響を受けることなしに良好な始動性を得る。【構成】 吸気系に配設されたサージタンク15の上流側に第1及び第2インジェクタ21,22を配設し、下流側に第3インジェクタ23を配設する。第1及び第2インジェクタ21,22、サージタンク15をバイパスし、最上流側の第1インジェクタ21の上流側のエアを最下流側の第3インジェクタ23近傍に供給するための始動時バイパス通路24を備えさせる。エンジン始動時に、前記始動時バイパス通路24からのエアの供給を行うと同時に、第3インジェクタ23のみから燃料噴射を行う。これにより、始動時において、吸気系残存燃料が燃焼室6内に導入されることを回避することで、良好な始動性が得られる空燃比をもった混合気を燃焼室6内に導入できる。
請求項(抜粋):
エンジン吸気系におけるサージタンクの下流側に、各気筒に対応して配設された下流側燃料噴射手段と、前記サージタンクの上流側に配設された上流側燃料噴射手段と、前記上流側燃料噴射手段の配設位置よりも上流側の吸気を、前記上流側燃料噴射手段及びサージタンクをバイパスして前記下流側燃料噴射手段の配設位置近傍に供給するバイパスエア供給手段と、エンジン始動時を検出するエンジン始動検出手段と、前記エンジン始動検出手段の出力を受け、エンジン始動時に、前記バイパスエア供給手段によって吸気を供給させると共に、前記上流側燃料噴射手段から燃料噴射を行わせることなく下流側燃料噴射手段のみから燃料噴射を行わせる始動混合気生成手段とを備えていることを特徴とするエンジンの燃料噴射装置。

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