特許
J-GLOBAL ID:200903062784132502

ギアポンプ形成方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-274550
公開番号(公開出願番号):特開平9-166092
出願日: 1996年10月17日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 好ましくないノイズを発生させることなく、空気が含まれたオイル内で効率的に作動できる低費用で効率的な手段でギアポンプ/モータを形成する方法と装置を提供する。【解決手段】 この方法と装置は、第1および第2の交差キャビティが同じ穴加工工具で機械加工できる位置に出口通路に近接してハウジング内にブリードスロットを形成することによって達成される。ブリードスロットは第1および第2の噛み合いギアの隣接しあう2つの歯の間の距離によって形成された長さと、与えられたRPM回転数におけるポンプの流量に所定係数をかけることによって求められた円弧長さの中間点における断面積とを有している。ギアポンプ/モータの本体の機械加工は、好ましくないノイズを出すことなく空気が含まれたオイル内で作動するギアポンプ/モータを形成するのに低費用で効率的な手段で達成される。
請求項(抜粋):
第1表面と、該第1表面にほぼ垂直な第1および第2交差キャビティと、該第1および第2交差キャビティのそれぞれの底部に形成された第1および第2シャフトボアと、前記第1および第2交差キャビティの前記底部に形成された第2表面と、前記第1および第2表面の少なくとも一部と前記交差キャビティの一方側とを連通する入口通路と、前記第1および第2表面の少なくとも一部と前記交差キャビティの他方側を連通する出口通路と、を有するハウジングを形成し、前記第1および第2交差キャビティを穴加工工具で機械加工し、前記第1キャビティと、前記第1表面と前記出口通路との交差点にほぼ近接した位置に前記穴加工工具で第1ブリードスロットを機械加工し、前記第2キャビティと、前記第1表面と前記出口通路との交差点にほぼ近接した位置に前記穴加工工具で第2ブリードスロットを機械加工し、ギアシャフトが延びている第1および第2の噛み合うギアを、前記各第1および第2の交差キャビティと前記各シャフトボア内に挿入し、第3表面と第1および第2シャフトボアを中に有するカバープレートを前記各噛み合う第1および第2ギアの前記各ギアシャフト上に配置し、前記ハウジングと前記カバープレートを複数のファスナーで固定する、段階からなる、オイル中の空気によって発生するノイズと圧力リップルを低減させる構造を有するギアポンプを形成するための方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 歯車式ポンプの脈動の低減装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-245713   出願人:ヤンマーディーゼル株式会社, 株式会社神崎高級工機製作所
  • 特開平2-045670
  • 特開昭59-153993

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