特許
J-GLOBAL ID:200903062789942324

移動体用レーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-295220
公開番号(公開出願番号):特開平7-146357
出願日: 1993年11月25日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【目的】 相関演算を行う回数を減らし、測定精度を落とすことなく、短時間で障害物までの距離を検出する。【構成】 移動体の進行方向に送信用PN信号で変調され、かつ、所定単位で構成された電波を送信アンテナ11から送信するとともに、電波の反射波を受信アンテナ12から受信して、電波の遅延時間から反射に係る障害物との相対距離を検知する移動体用レーダ装置において、ミキサー17,18からの受信信号と受信用PN発生回路24からの受信用PN信号との相関演算を行う際に、相関演算部25は、まず受信用PN遅延回路23からの荒い単位の第1のシフト量で障害物の必要検出距離分に相当する回数分だけ相関演算を行い、相関がとれたシフト回数の前後1シフト分を含む3シフト分を必要精度に相当する細かい単位に設定し直した第2のシフト量で相関演算を行う。
請求項(抜粋):
移動体の進行方向に送信用疑似信号で変調され、かつ、所定単位で構成された電波を送信するとともに、当該電波の反射波を受信信号として受信して、該電波の遅延時間から反射に係る障害物との相対距離を検知する移動体用レーダ装置において、前記送信用疑似信号と同一構造を有し、かつ、前記電波の送信時から、少なくとも第1の所定遅延量又は第2の所定遅延量毎に遅延量を順次変化させた受信用疑似信号を発生させる信号発生手段と、前記受信信号と、前記第1の所定遅延量毎に遅延量を順次変化させた受信用疑似信号との相関がとれた場合に、前記信号発生手段を制御して前記受信疑似信号の遅延量を第2の所定遅延量毎に変化させる遅延量変化手段と、前記受信信号と、前記第1の所定遅延量毎に遅延量を変化された受信用疑似信号との相関演算を所定距離に相当する単位数分行い、相関がとれた場合に、当該相関が現れた前後1単位を含めた3単位の遅延箇所の受信信号と、前記第2の所定遅延量毎に遅延量を順次変化させた受信用疑似信号との相関演算を行う相関演算手段とを備えたことを特徴とする移動体用レーダ装置。

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