特許
J-GLOBAL ID:200903062790607199

音場補正におけるイコライザ特性の制御装置及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-221946
公開番号(公開出願番号):特開平6-053767
出願日: 1992年07月28日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 イコライザを用いて音場を補正するシステムにおいて、最小のイコライザ制御量で目標とする特性に最も近くなるような補正を行なう制御装置及び方法を提供することである。【構成】 測定用信号をイコライザ12を介して増幅器13、スピーカ14で再生出力し、マイクロフォン15に取り込んで周波数特性分析回路16に加えその出力を演算回路17に入力し、下記の演算を行なう。補正のために必要なイコライザ制御量が最小となるような補正目標カーブのレベルを求める。補正に使用するイコライザを、中心周波数f、尖鋭度Q、ゲイン量Gが自由に可変可能なパラメトリックイコライザを用いることとし、このパラメトリックイコライザのパラメータf,Q,Gの組合せの中で、パラメトリックイコライザの効果を付加した際に、目標カーブと測定値カーブとの偏差が最も小さくなるような最適パラメータ値を演算回路17により求める。このパラメータ値に応じて制御回路18がイコライザ12のパラメータを制御する。
請求項(抜粋):
所定の測定用信号を、イコライザ手段の所定のイコライザ制御量に基づいたイコライザ特性により測定用再生信号に変換し、再生出力手段で再生出力すると共に、該再生出力された測定用再生信号を、補正される空間の任意の聴取位置に設けられた再生信号入力手段により取り込み、周波数分析手段により該測定用再生信号を該イコライザ手段の制御周波数帯に対応させて周波数レベル分析し、イコライザ制御量演算手段により、該周波数レベル分析の結果に基づいて、前記イコライザ制御量を演算し制御する装置において、前記周波数レベル分析結果から前記補正されるべき空間の周波数特性を求めるために、前記イコライザ手段のイコライザ制御量を補正する最適な補正制御量を演算する補正制御量演算手段と、前記イコライザ手段のイコライザ制御量に基づいたイコライザ特性のパラメータf,Q,Gを前記補正制御量により制御するイコライザパラメータ補正制御手段と、を有することを特徴とする音場補正におけるイコライザ特性の制御装置。
IPC (3件):
H03G 5/02 ,  H04R 3/04 ,  H04S 7/00
引用特許:
審査官引用 (2件)

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