特許
J-GLOBAL ID:200903062793176628

回路遮断器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-334609
公開番号(公開出願番号):特開平7-193981
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年07月28日
要約:
【要約】【目的】電路電流の波形歪の影響による早切れ防止及び波形歪の影響による過熱に対する保護という相反する要求に対応できる回路遮断器を提供する。【構成】電路電流の実効値から過電流状態を検出する過電流状態検出手段と、電路電流の最大値を検出する最大値検出手段制御手段と、過電流検出時に最大値検出信号の設定値超過有無を判別して限時動作時間を切替えする限時動作時間切替手段とこの限時動作時間切替手段の出力により引き外し信号を発生する引き外し手段を備え、電路電流の最大瞬時値に基づいて過電流領域での引外し時間を制御する。【効果】電路に流れる電流に含有される高調波成分による波形歪の影響から生ずる早切れによる予期せぬシステムダウンの防止及び波形歪から生ずる温度上昇の増加による過熱に対する保護という相反する要求に対応できる回路遮断器を得ることができる。
請求項(抜粋):
電路に流れる電流を検出する電流検出手段と、この電流検出手段の検出電流値の実効値に基づいて過電流状態検出信号を発生する過電流状態検出手段と、上記検出電流値の最大値に基づいて最大値検出信号を発生する最大値検出手段と、上記過電流状態検出手段および上記最大値検出手段に接続されて上記過電流状態検出信号および最大値検出信号に基づいて引き外し信号を発生する制御手段と、この制御手段に接続されて上記引き外し信号に基づいて動作する引き外し装置と、この引き外し装置の動作により上記電路を開路させる引き外し機構を備え、上記制御手段は上記過電流状態検出信号および上記最大値検出信号が入力されて過電流検出時に上記最大値検出信号の設定値超過有無を判別して限時動作時間を切替えする限時動作時間切替手段とこの限時動作時間切替手段の出力により引き外し信号を発生するトリガ手段を有したことを特徴とする回路遮断器。
IPC (4件):
H02H 3/093 ,  H01H 33/59 ,  H01H 73/00 ,  H01H 83/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-032211
  • 特開昭60-032211

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