特許
J-GLOBAL ID:200903062793795573
ガスエンジンの燃料供給装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北谷 寿一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-130071
公開番号(公開出願番号):特開平9-317511
出願日: 1996年05月24日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【解決手段】ガスエンジンの燃料供給装置において、燃料の流量調節器4を、並列接続した主通路40と複数の副通路41・42とで構成し、主通路40に開度固定の主ジェットJ0 を設け、各副通路41・42にそれぞれ開度固定の副ジェットJ1 ・J2 と開閉二位置切り替え式の弁V1 ・V2 とを直列にして設け、吸気通路9に設けた吸気負圧検出器10を流量制御手段6を介して各弁V1 ・V2 に連携させ、エンジンの負荷率に対応する吸気負圧の検出によって、負荷率が低い時は空気過剰率が大きくなるように、負荷率が高い時は空気過剰率が小さくなるようにした。【効果】弁V1 ・V2 は開閉二位置切り替え式であり、オーバーランを考慮することなく、その開弁速度を十分に速くできるため、急激な過負荷状態に陥った場合でも、空気過剰率が速やかに小さくなり、必要な出力が確保され、エンストをより確実に抑制できる。
請求項(抜粋):
燃料ガス源(2)の燃料を圧力調整器(3)と流量調節器(4)とを順に介して燃焼室(5)に供給し、燃焼用空気をスロットル弁(8)と吸気通路(9)とを順に介して燃焼室(5)に供給し、スロットル弁(8)をガバナ(7)で開度調節するように構成した、ガスエンジンの燃料供給装置において、前記流量調節器(4)を、並列接続した主通路(40)と複数の副通路(41)・(42)とで構成し、主通路(40)に開度固定の主ジェット(J0)を設け、各副通路(41)・(42)にそれぞれ開度固定の副ジェット(J1)・(J2)と開閉二位置切り替え式の弁(V1)・(V2)とを直列にして設け、前記吸気通路(9)に吸気負圧検出器(10)を設け、この吸気負圧検出器(10)を流量制御手段(6)を介して上記各弁(V1)・(V2)に連携させ、吸気通路(9)内の負圧検出値(PB)が所定の高負圧設定値(PBH)よりも絶対真空寄りに高くなっている場合には、全ての弁(V1)・(V2)を閉弁状態にして、燃料が主ジェット(J0)のみを通過するようにし、吸気通路(9)内の負圧検出値(PB)が所定の高負圧設定値(PBH)と低負圧設定値(PBL)との間である場合には、一部の弁(V1)のみを開弁状態にして、燃料が主ジェット(J0)と一部の副ジェット(J1)のみを通過するようにし、吸気通路(9)内の負圧検出値(PB)が所定の低負圧設定値(PBL)よりも大気圧寄りに低くなっている場合には、全ての弁(V1)・(V2)を開弁状態にして、燃料が主ジェット(J0)と全ての副ジェット(J1)・(J2)を通過するようにした、ことを特徴とするガスエンジンの燃料供給装置。
IPC (3件):
F02D 19/02
, F02D 41/02 325
, F02M 21/02 301
FI (3件):
F02D 19/02 D
, F02D 41/02 325 K
, F02M 21/02 301 F
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