特許
J-GLOBAL ID:200903062795923749

画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 富雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-247590
公開番号(公開出願番号):特開平7-079342
出願日: 1993年09月08日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 イメージセンサで読み取った画像データを黒補正する画像処理装置において、原稿読取出力のレベルが変化しても、奇数画素出力と偶数画素出力のレベル差をなくすること。【構成】 減算器15にて、AD変換器3からの出力よりセレクタ13からの補正値を差し引くことにより黒補正を行う。黒基準を読ませて作る黒補正値である奇数画素平均値および偶数画素平均値は、イメージセンサのダミービット部に配設されたイメージセンサ素子からの出力を利用して作る。しかし、奇数画素出力と偶数画素出力とのレベル差は、原稿読取時の出力レベルによって変化するため、上記の黒補正値だけでは適切に補正できない。そこで、固定補正値選択回路7に原稿読取時の出力レベルに応じた第2の補正値を用意しておき、レベル検出部6の検出信号で選択する。この第2の補正値を加算器11,12で加えて補正値とすることにより、読取出力レベルが変わっても、奇偶画素出力レベル差を適切に補正することが出来る。
請求項(抜粋):
イメージセンサと、該イメージセンサの出力を増幅する増幅器と、該増幅器の出力をディジタル値に変換するAD変換器と、該AD変換器の出力を黒補正する黒補正部とを具える画像処理装置において、該黒補正部に、前記イメージセンサのダミービット部に配設されているイメージセンサ素子からの出力を用いて奇数画素出力用および偶数画素出力用の第1の補正値を生成する第1補正値生成手段と、原稿読取時の出力レベルに応じた第2の補正値を生成する第2補正値生成手段と、該第1の補正値と該第2の補正値とにより補正を行う補正実行手段とを具えたことを特徴とする画像処理装置。

前のページに戻る