特許
J-GLOBAL ID:200903062795948881

石炭の液化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 明田 莞
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-107569
公開番号(公開出願番号):特開平10-298556
出願日: 1997年04月24日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 石炭を溶剤、水酸化鉄触媒又はパイライト触媒(無水無灰炭基準で1質量%以下)、助触媒としての単体硫黄の共存下で、420 〜480 °C、10〜20MPaで水添する水添工程を遂行すると共に、該水添工程で得られる水添生成物から硫化鉄を含む重質液化生成物を分離し、これを前記水添工程へ循環するに際し、高い触媒活性を維持し得、ひいては液化油収率を向上させる。【解決手段】 水添工程での気相部の硫化水素ガスの体積濃度を0.4 〜1.5 %に調整する。
請求項(抜粋):
石炭に溶剤を添加し、触媒として水酸化鉄又はパイライトをその鉄の量として前記石炭の無水無灰分換算の石炭質量に対して1質量%以下となるように添加し、助触媒として単体硫黄を添加した混合体を温度:420 〜480°C、圧力:10〜20MPa で水添する水添工程と、該水添工程で得られる水添生成物から硫化鉄を含む重質液化生成物を分離して得る分離工程と、該分離工程で得られる硫化鉄を含む重質液化生成物を前記水添工程へ循環する循環工程とを有する石炭の液化方法であって、前記水添工程での気相部の硫化水素ガスの体積濃度を0.4 〜1.5 %に調整することを特徴とする石炭の液化方法。
IPC (2件):
C10G 1/06 ,  C10G 1/08
FI (3件):
C10G 1/06 A ,  C10G 1/06 E ,  C10G 1/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-018488
  • 石炭の液化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-142884   出願人:住友金属工業株式会社, 日本コールオイル株式会社

前のページに戻る