特許
J-GLOBAL ID:200903062798732006

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-182498
公開番号(公開出願番号):特開平9-142139
出願日: 1996年07月11日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】【課題】 室外熱交換器に着霜した場合もしくは着霜しそうな場合でも、暖房運転を継続させ、このときの暖房継続時間を極力長くすることによって、車室内暖房感を維持する。【解決手段】 暖房用室内熱交換器12を凝縮器、室外熱交換器22を蒸発器として機能させる暖房運転を行っているときに、室外熱交換器22に所定量の霜が着霜したときには、そのとき外気導入モードであれば、ファン9による室内風量を低減する。すると、暖房負荷が低減し、これによって室外熱交換器22の吸熱量が低減することによって、着霜速度が遅くなるとともに、着霜限界量も増加する。これによって、暖房継続時間が長くなる。
請求項(抜粋):
一端側に少なくとも外気吸入口(6)が形成され、他端側に車室内へ通ずる吹出口(14〜16)が形成された空気通路(2)と、前記外気吸入口(6)から前記吹出口(14〜16)にかけて空気流を発生する送風手段(4)と、冷媒を圧縮する圧縮機(21)、前記空気通路(2)内に配設された室内熱交換器(12)、冷媒を減圧する減圧手段(24)、および室外に配設された室外熱交換器(22)をそれぞれ配管(27)で接続してなる冷凍サイクル(20)とを備え、暖房運転時には、前記室内熱交換器(12)を凝縮器、前記室外熱交換器(22)を蒸発器としてそれぞれ機能させるように構成された車両用空調装置において、前記暖房運転時に、前記室外熱交換器(22)に所定量の霜が着霜したか否かを判定する着霜判定手段(155)と、この着霜判定手段(155)によって前記室外熱交換器(22)に所定量の霜が着霜したと判定されたとき、少なくとも所定時間、前記室内熱交換器(12)を凝縮器、前記室外熱交換器(22)を蒸発器としてそれぞれ機能させたまま、前記送風手段(4)によって前記外気吸入口(6)から吸入された外気を前記吹出口(14〜16)から車室内へ吹き出す換気風量を、前記着霜判定手段(155)によって前記所定量の霜が着霜したと判定される前における前記換気風量よりも少なくする着霜時制御手段(160、165、166)とを備えることを特徴とする車両用空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/32 626 ,  B60H 1/32 624 ,  B60H 1/22
FI (3件):
B60H 1/32 626 F ,  B60H 1/32 624 H ,  B60H 1/22 Z
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 電気自動車用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-180501   出願人:日本電装株式会社
  • ヒートポンプ式自動車用空調装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-268401   出願人:株式会社ゼクセル
  • 特開平4-278153
全件表示

前のページに戻る