特許
J-GLOBAL ID:200903062798810147

FDA認可された添加剤を含有する食用トリグリセリドに由来の環境に優しい食品等級潤滑剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-307941
公開番号(公開出願番号):特開平8-209181
出願日: 1995年11月27日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】 食品サービス工業の装置用の油圧作動液、ギア油および圧縮機油として特に有用な、食品等級の潤滑油を提供すること。【解決手段】 以下の(A)および(B)を含有する潤滑剤組成物:(A)主要量の、次式の少なくとも1種の遺伝的に変性した植物油または合成トリグリセリド油:【化1】ここで、R1、R2およびR3は、少なくとも60%がモノ不飽和である脂肪族基であり、さらに、ここで、オレイン酸部分:リノール酸部分の比は、2から約90までであり、該R1、R2およびR3基は、約7個〜約23個の炭素原子を含有する;および(B)少量の、(1)フェノール、(2)サルコシンのアシル誘導体、(3)リン含有アミン塩、(4)グリセロールの部分エステル化脂肪族エステル、(5)ソルビタンエステル、(6)芳香族アミン、または(7)イミダゾリンを含有する少なくとも1種の性能添加剤。
請求項(抜粋):
以下の(A)および(B)を含有する潤滑剤組成物:(A)主要量の、次式の少なくとも1種の遺伝的に変性した植物油または合成トリグリセリド油:【化1】ここで、R1、R2およびR3は、少なくとも60%がモノ不飽和である脂肪族基であり、さらに、ここで、オレイン酸部分:リノール酸部分の比は、2から約90までであり、該R1、R2およびR3基は、約7個〜約23個の炭素原子を含有する;および(B)少量の、以下の(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、(6)または(7)を含有する少なくとも1種の性能添加剤:(1)以下のアルキルフェノールまたはメチレン架橋フェノール、または該アルキルフェノールおよび該メチレン架橋フェノールの混合物、を含有するフェノール:(a)次式のアルキルフェノール:【化2】または(b)次式のメチレン架橋フェノール:【化3】ここで、R4およびR5は、独立して、1個から約12個までの炭素原子を含有する脂肪族基であり、R6は、水素、1個から約12個までの炭素原子を含有する脂肪族基またはアルコキシ基、R7は、1個から約18個までの炭素原子を含有する脂肪族基であり、そしてaは、0〜3の整数である;(2)次式のサルコシンのN-アシル誘導体:【化4】ここで、R8は、1個から約24個までの炭素原子を含有する脂肪族基である;(3)次式のリン含有アミン塩:【化5】ここで、R9およびR10は、独立して、約4個から約24個までの炭素原子を含有する脂肪族基、R22およびR23は、独立して、水素、または約1個から約18個までの脂肪族炭素原子を含有する脂肪族基、mおよびnの合計は、3であり、そしてXは、酸素またはイオウである;(4) 次式のグリセロールの部分エステル化脂肪族エステル:【化6】ここで、R12およびR13は、7個から約23個までの炭素原子を含有する脂肪族基である;(5)次式のソルビタンエステル:【化7】ここで、w、x、yおよびzの合計は、0または10〜60のいずれかであり、そしてR13は、7個から約23個までの炭素原子を含有する脂肪族基である;(6)次式の芳香族アミン:【化8】ここで、R14は、【化9】であり、そしてR15およびR16は、独立して、水素、または1個から約24個までの炭素原子を含有するアルキル基である;または(7)次式のイミダゾリン:【化10】ここで、R17は、1個から約24個までの炭素原子を含有する脂肪族基、そしてR18は、1個から約24個までの炭素原子を含有するアルキレン基である。
IPC (12件):
C10M169/04 ,  C10M105:42 ,  C10M129:10 ,  C10M129:16 ,  C10M133:16 ,  C10M137:08 ,  C10M129:74 ,  C10M129:68 ,  C10M133:12 ,  C10M133:58 ,  C10N 40:02 ,  C10N 40:04
引用特許:
審査官引用 (8件)
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