特許
J-GLOBAL ID:200903062806563260

燃料噴射弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-337906
公開番号(公開出願番号):特開平10-176631
出願日: 1996年12月18日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 上流のスワール溝で生成した旋回流を弱めずに噴孔に導いて、広噴霧角を得ることのできる燃料噴射弁を得る。【解決手段】 らせん状のスワール溝18を有するニードル13を備えた燃料噴射弁において、噴孔軸9に向かうテーパー中心軸11を持つテーパー状のサック部6と、噴孔7からサック部6へ開口する噴孔入口19の外周にサック部6の壁面と噴孔7の壁面とを緩やかに連続させる曲面部12とを有している。らせん状のスワール溝18によってノズル中心軸5を中心とした旋回流となった燃料がテーパー状のサック部6に到達し、更に噴孔7に流入する時、噴孔7からサック部6へ開口する噴孔入口19の外周に設けたサック部6の壁面と噴孔7の壁面とを緩やかに連続させる曲面部12の存在により、流れの損失や乱れが発生しにくく、燃料の旋回流が乱れること無く噴孔7内部まで維持される。
請求項(抜粋):
ノズル先端内部のサック部と外部とを連通する噴孔を有するノズルボディと、該ノズルボディのシート面に対し円環状に密着可能なシート部を有し、かつ該シート部上流に前記ノズルボディに対してわずかにクリアランスをもつ摺動部においてらせん状のスワール溝を有するニードルとからなる燃料噴射弁において、噴孔軸に向かうテーパー中心軸を持つテーパー状の前記サック部と、前記噴孔から該サック部へ開口する噴孔入口の外周に前記サック部の壁面と前記噴孔の壁面とを緩やかに連続させる曲面部とを有することを特徴とする燃料噴射弁。
IPC (5件):
F02M 61/18 310 ,  F02M 61/18 320 ,  F02M 61/18 330 ,  F02M 61/18 360 ,  F02M 61/10
FI (5件):
F02M 61/18 310 A ,  F02M 61/18 320 B ,  F02M 61/18 330 B ,  F02M 61/18 360 J ,  F02M 61/10 T

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