特許
J-GLOBAL ID:200903062810055775

可溶物抽出装置の内部容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-291763
公開番号(公開出願番号):特開平6-134203
出願日: 1992年10月29日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】この発明の目的は、固体原料から可溶物を抽出する抽出装置において、抽出容器内の固体原料が圧密化して固結することがなく、固体原料の入替え作業を容易に行うことのできる内部容器を提供することにある。【構成】固体原料を充填する内部容器5が抽出装置の抽出容器1内に装填される。内部容器内の原料を収容する収容部12は、複数の区画部材18によって複数の収容室に分けられる。区画部材は、高圧流体の流通を許容するとともに原料の流通を規制する格子状に形成され、抽出剤の流通方向と略垂直に配設されている。区画部材は、脚部20によって内部容器内の一定の高さ位置に保持される。
請求項(抜粋):
高圧流体を用いて固体原料から所定の成分を抽出する抽出装置の抽出容器内に装填され、固体原料を収容する内部容器において、上記固体原料を収容する収容部と、上記収容部に連通しているとともに上記高圧流体が流入する流入口と、上記収容部から高圧流体を排出させる流出口と、を有する容器本体と、上記流入口を閉塞するように設けられ、上記高圧流体の流通を許容するとともに固体原料の通過を規制する閉塞部材と、上記排出口を通して取り出し可能に上記収容部内に配設され、上記収容部内を、上記高圧流体の流通方向に並んだ複数の収容室に区画した複数の区画部材と、上記各区画部材を所定の位置に保持する保持手段と、を備え、上記各区画部材は、上記高圧流体の流通を許容するとともに、各収容室内に収容された固体原料の通過を規制する格子状に形成されていることを特徴とする内部容器。

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