特許
J-GLOBAL ID:200903062812126009

写真廃液の処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-301114
公開番号(公開出願番号):特開平7-124548
出願日: 1993年11月04日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 減圧下で蒸発濃縮を行って、写真廃液の最終処分量を減少する処理装置において、写真廃液から蒸発したガスの凝縮効率と、装置全体の熱効率を向上して、ランニングコストを低減する。【構成】 水封式の真空ポンプ2で濃縮タンク1内を排気しながら、濃縮タンク1に収容した写真廃液をヒートポンプ3の放熱器15で加熱する。封止水を収容する封止水タンク4にヒートポンプ3の吸熱器16を配置する。真空ポンプ2と濃縮タンク1を接続するガス通路21の中途部に冷却水通路22を接続する。冷却水通路22から冷却水を供給してガスを予備冷却する。吸熱器16で冷却した封止水とガスと前記冷却水とを同時に真空ポンプ2で吸引し該ポンプを通過する間にガスを凝縮させる。
請求項(抜粋):
写真廃液を蒸発濃縮する濃縮タンク1と、濃縮タンク1内を排気して減圧状態を維持する水封式の真空ポンプ2と、放熱器15および吸熱器16を有する圧縮機式のヒートポンプ3と、真空ポンプ2用の封止水を収容する封止水タンク4とを備えており、濃縮タンク1の内部に放熱器15が、封止水タンク4の内部に吸熱器16がそれぞれ配置されており、真空ポンプ2の入口17と濃縮タンク1とを接続するガス通路21を有し、該ガス通路21の中途部に、冷却水を供給する冷却水通路22が接続されており、真空ポンプ2の入口17および出口18が、それぞれ給水通路19と排水通路20とを介して封止水タンク4に接続されている写真廃液の処理装置。

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