特許
J-GLOBAL ID:200903062815742665

蒸気タービンの空転防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-314055
公開番号(公開出願番号):特開平6-146808
出願日: 1992年10月29日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 蒸気タービンの停止時にグランド蒸気が低圧タービンに流入しないようにして、タービンロータの空転を防止する。【構成】 中圧タービン2から低圧給水加熱器11へ至る抽気管12の途中部分から分岐して復水器5へ至るバイパスライン21を設けると共に、このバイパスラインに遮断弁22を設ける。また、高圧タービン1のインナグランドから前記抽気管12の途中部分へ至る漏洩蒸気管13に遮断弁23を設ける。そして、蒸気タービンの停止時には、遮断弁22を開いてグランド蒸気をバイパスライン21を通して直接復水器5へ流し、また遮断弁23を閉じて漏洩グランド蒸気を遮断することにより、グランド蒸気が低圧タービン3に流入しないようにする。これと同時に、復水器真空調節弁14を開いて復水器真空を低下させたり、ジャッキング油ポンプを一旦停止させてタービン回転数を低下させることもできる。
請求項(抜粋):
高圧タービン、中圧タービン及び低圧タービンによって構成される蒸気タービンにおいて、中圧タービンから低圧給水加熱器へ至る抽気管の途中部分から分岐して復水器へ至るバイパスラインを設けると共に、このバイパスラインに遮断弁を設け、かつ高圧タービンのインナグランドから前記抽気管の途中部分へ至る漏洩蒸気管に遮断弁を設けたことを特徴とする蒸気タービンの空転防止装置。

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