特許
J-GLOBAL ID:200903062819718521

音声合成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植本 雅治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-072682
公開番号(公開出願番号):特開平10-253381
出願日: 1997年03月10日
公開日(公表日): 1998年09月25日
要約:
【要約】【課題】 ナビゲーションシステムなどに適用するとき、同表記で異なる読みを持つ地名の読み分けを正確に行なうことの可能な音声合成装置を提供する。【解決手段】 形態素解析処理部11は、地名用単語辞書15の参照時に、ある地名表記について複数の読みが登録されているときに、この地名表記についての複数の読みを複数の候補として抽出し、複数の候補として抽出した同じ表記の地名(読み)のそれぞれの座標情報と現在地の座標情報との間の距離を算出する距離算出部21と、複数の候補についてそれぞれ算出された距離を互いに比較する距離比較部22とを有し、現在地との距離が最も短い候補(読み)を辞書引き結果として出力する。
請求項(抜粋):
テキスト情報を入力するテキスト入力部と、入力されたテキストに対して形態素解析処理並びに音韻・韻律付与処理を行なって発音記号を生成するテキスト解析部と、生成された発音記号を発音信号に変換する規則音声合成部と、変換した発音信号を音声として出力する音声出力部と、現在地点の地理上の座標情報を入力する座標情報入力部と、地名に関する情報として、少なくとも、地名表記とその読みとが登録される地名用単語辞書とを備え、前記地名用単語辞書には、同じ表記で異なる読みを持つ地名表記が登録可能となっており、また、ある地名表記が複数の読みを持つ場合に複数の読みのそれぞれに対応した地理上の座標情報が登録可能になっており、前記テキスト解析部は、形態素解析処理において、入力されたテキスト中に地名表記がある場合に、該地名表記について前記地名用単語辞書を参照して読みを抽出するが、この際、該地名表記に対して複数の読みが抽出されたときに、それぞれの読みに対応した座標情報と座標情報入力部からの現在地の座標情報との距離を算出し、算出された各読みについての現在地からの距離を互いに比較し、複数の読みのうち、現在地との距離が最も短いと判断された読みを辞書引き結果として出力することを特徴とする音声合成装置。
IPC (5件):
G01C 21/00 ,  G06F 17/21 ,  G09B 29/10 ,  G10L 3/00 ,  G10L 5/04
FI (5件):
G01C 21/00 H ,  G09B 29/10 A ,  G10L 3/00 H ,  G10L 5/04 ,  G06F 15/20 568 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
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