特許
J-GLOBAL ID:200903062827040020

テレスコピックステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-211690
公開番号(公開出願番号):特開平10-053144
出願日: 1996年08月09日
公開日(公表日): 1998年02月24日
要約:
【要約】【課題】 テレスコ操作時における静粛性及び円滑性を向上させる。【解決手段】 アウタチューブ12とインナチューブ14との隙間56には、テレスコ操作時におけるインナチューブ14の相対移動時に、当該インナチューブ14が摺接される略円筒状のガイドブシュ58が介在されている。このガイドブシュ58の両端部には各々一対の延出部64が形成されており、更に各延出部64の先端部には軸線側へ屈曲された規制部72が形成されている。従って、ロック解除時にインナチューブ14がウエッジロック54側へ変位するのを規制することができる。これにより、ロック解除時にインナチューブ14がウエッジロック54に当接して異音が発生するのを防止することができると共に、インナチューブ14をアウタチューブ12に対して円滑に相対移動させることができる。
請求項(抜粋):
軸方向に収縮可能とされた操舵力伝達用のステアリングシャフトを覆うアウタチューブと、ステアリングシャフトを覆い、アウタチューブに対してその軸方向に相対移動可能に一部が挿入されると共に相対移動されることによりステアリングシャフトを伸縮させ、かつ挿入状態ではアウタチューブとの間に所定の隙間を有するインナチューブと、インナチューブに対する径方向移動によりインナチューブに対して当接及び離間可能に配置され、インナチューブをアウタチューブ側へ押圧することによりインナチューブの相対移動を拘束するロック部材と、を含んで構成されるテレスコピックステアリング装置であって、インナチューブのロック解除時にインナチューブの径方向への変位を規制することで、インナチューブとロック部材との干渉を阻止する規制手段を設けた、ことを特徴とするテレスコピックステアリング装置。

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