特許
J-GLOBAL ID:200903062827131190

精子サンプルの受精能力評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-528345
公開番号(公開出願番号):特表平9-512436
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】鶏卵または七面鳥卵の天然卵黄膜から抽出したタンパク質に精子サンプルのアリコートを接触させて、この膜に結合した精子の数の定量を可能とする、サンプル中の精子の潜在的受精能力を試験する方法。典型的には、卵黄膜タンパク質が、固体支持体に被覆され、タンパク質抽出物は、最初に、卵黄膜(卵黄周囲層および卵黄外層)を、鶏卵のグループまたは七面鳥卵のグループから切除し、アルブミンおよび卵黄が無くなるまで洗浄し、次いで膜を小粒子に細分化して調製される。得られたタンパク質は、加熱して可溶化され、遠心分離によって精製され、濃縮されてタンパク質抽出物が溶液として得られる。次いで、タンパク質抽出物は、精子結合の基材として用いられ、次に精子とのタンパク質抽出物の接触および行なわれた精子-卵子結合の量を計測する。無傷卵膜が、精子を結合させるために代用する事ができる。サンプル中の精子卵子結合および精子の受精能力間の相互関係は、直接的かつ線型的である。
請求項(抜粋):
七面鳥卵膜タンパク質または鶏卵膜タンパク質に、サンプルからの精子を接触させ、前記精子および膜間で起こった結合を定量し、こうして定量した結合を直接的かつ線型的に相互関連付けして、受精させる能力の数字上のアセッイを得る工程からなることを特徴とする精子サンプルの潜在的受精能力を決定する方法。
IPC (4件):
C12M 3/00 ,  A61D 19/00 ,  G01N 33/50 ,  G01N 33/53
FI (4件):
C12M 3/00 Z ,  G01N 33/50 J ,  G01N 33/53 Y ,  A61D 7/02 Z

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