特許
J-GLOBAL ID:200903062834290325

移動通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-011516
公開番号(公開出願番号):特開平5-206935
出願日: 1992年01月27日
公開日(公表日): 1993年08月13日
要約:
【要約】【目的】 キャリアセンスによってチャネルを割り当てる移動通信システムにおいて、システム毎の伝搬環境や加えられる呼量に応じて適した送信電力制御を選択し、周波数の有効利用を図る。【構成】 試験運用期間中に希望波レベルが低いときに送信電力を高くする送信電力制御方式と、希望波レベルまたは希望波対干渉波電力比が低いときに送信電力を高くする送信電力制御方式の生起呼量と呼損率の関係を測定し、本格的に運用するときには呼量によって呼損率が低くなる送信電力制御方式に切り換える。
請求項(抜粋):
複数のセルにそれぞれ設けられた基地局が、通話要求に対して、複数の通話チャネルの中から通話チャネルを選択し、基地局及び移動局は複数の送信電力の選択が可能であって、前記通話チャネルの干渉波電力が一定値以下であり、かつ前記通話チャネルにおける希望波対干渉波電力比が所要値以上であった場合に、前記通話チャネルを割り当てるセルラー方式の移動通信システムであって、基地局及び移動局は希望波の受信電力を測定し、前記希望波の受信電力が一定値以上となる最も小さい送信電力をそれぞれ選択する送信電力制御手段と、基地局及び移動局は希望波の受信電力及び選択した通話チャネルの干渉波の受信電力を測定し、前記希望波の受信電力が一定値以上となり、かつ希望波対干渉波電力比が所要値以上となる最も小さい送信電力をそれぞれ選択する送信電力制御手段と、前記2つの送信電力制御手段を用いて各々の生起呼量と呼損率の関係を測定する手段と、前記生起呼量と呼損率の関係のデータを記録する手段と、前記生起呼量と呼損率の関係のデータから各生起呼量について呼損率の平均値を求める手段と、前記各生起呼量について呼損率の平均値を記録する手段と、生起呼量を推定する手段と、各生起呼量について呼損率の平均値から測定した生起呼量において呼損率が小さくなる送信電力制御手段を選択する手段と、選択した送信電力制御手段の送信電力制御方式を移動局に通知する手段と、選択した送信電力制御手段に切り換える手段と、を備えたことを特徴とする移動通信システム。
IPC (2件):
H04B 7/26 105 ,  H04B 7/26 110
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-249529

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