特許
J-GLOBAL ID:200903062840701493
クロ-ズドデッキタイプシリンダブロック鋳造装置と該装置に用いられる砂中子との組合せ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北澤 一浩 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-012883
公開番号(公開出願番号):特開2000-190059
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 2000年07月11日
要約:
【要約】【課題】 砂中子を金型内に正確に保持して寸法精度の高いクローズドデッキタイプのシリンダブロックを鋳造でき、また砂中子の突部の厳密な寸法管理が不要で、砂中子保持部に残留した砂の確認と除去が容易なクローズドデッキタイプシリンダブロック鋳造装置と該装置に用いられる砂中子との組合せの提供。【解決手段】 シリンダライナの軸方向に延びる砂中子保持用突部52bを可動ダイス側のスライドコア52から一体に突設させ、砂中子51のトップデッキ側端面51dに砂中子保持用突部と係合する保持穴51cが形成され、保持用突部が保持穴に挿入された状態で鋳造する。またトップデッキ側端面51dは凹凸のない平坦面であり、スライドコアの端面52dにはブリッジ形成用の凹部52aが形成され、凹部52a以外の端面52dが平坦面と当接した状態で鋳造がなされる。
請求項(抜粋):
並設された複数のシリンダライナを包囲するウォータージャケットが形成され、トップデッキに該ウォータージャケットの上端開口の一部がブリッジ部で覆われ該ブリッジ部以外が窓部となるクローズドデッキタイプのシリンダブロックを製造するために、ウォータージャケット形成用砂中子を、水平方向に開閉される金型内に保持して鋳造するクロ-ズドデッキタイプシリンダブロック鋳造装置と該装置に用いられる砂中子との組合せにおいて、該鋳造装置の該金型内には、該シリンダライナの軸方向に延びる砂中子保持用突部が、該金型と一体に水平方向に向って突設され、該砂中子には該砂中子保持用突部を挿通させる保持穴が形成され、該砂中子のトップデッキ側端面は凹凸のない平坦面にて形成され、該平坦面と対向する該金型の対向面は該ブリッジ部及び該窓部を形成するために該シリンダライナの軸方向に関して凹凸をなす凹部及び凸部が形成され、該凸部の端面が該砂中子の平坦面と当接可能に設けられ、該砂中子保持用突部が該保持穴に挿通された状態で、且つ該凸部の端面と該平坦面とが当接した状態で鋳造が行われることを特徴とするクロ-ズドデッキタイプシリンダブロック鋳造装置と該装置に用いられる砂中子との組合せ。
IPC (3件):
B22D 17/24
, B22C 9/10
, B22D 17/00
FI (3件):
B22D 17/24
, B22C 9/10 D
, B22D 17/00 C
引用特許:
審査官引用 (3件)
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ウォータージャケット用中子
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-298833
出願人:日立金属株式会社
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特開平1-150456
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特開平1-150429
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