特許
J-GLOBAL ID:200903062841280963
コリオリ質量流量計における圧力計測の方法および装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-509888
公開番号(公開出願番号):特表2000-505895
出願日: 1997年08月12日
公開日(公表日): 2000年05月16日
要約:
【要約】動作中のコリオリ効果質量流量計(10)内部の圧力を決定する方法。コリオリ流量計の流管(130、130')は、(質量流量の計測のため通常の)曲げモードと捩れモードの両方で振動される。流管が2つの振動モードの各々において振動する基本周波数の比は、流管内部の圧力に比例する。望ましい実施の形態において、最初に、和/差法が2つの振動モードの基本周波数を表わす重ね合わされた正弦波を分離する。次に、高速共役勾配(FCG)ディジタル・フィルタ(512、514)が、2つの振動モードのそれぞれにおいて基本周波数を迅速に予測するため用いられる。次に、予測された周波数が、曲げモードと捩れモードの基本周波数の予測値の質を高めるため、ノッチ・フィルタ(518、508)と帯域通過フィルタ(506、1520)、ならびに再帰的最尤度(RML)ディジタル・フィルタ(510、522)との手法を含むフィルタ・チェーンにより使用される。質の高められた曲げモードと捩れモードの周波数予測値が、2つの周波数の比の関数として流管内の圧力を決定すると共に質量流量計算のため2つの振動センサ・チャネルの曲げモード周波数の質を高めるため用いられるノッチ・フィルタおよび帯域通過フィルタの中心を見出すため用いられる。次に、決定された圧力が、質量流量計算を補正するため、あるいはそれ自体他の圧力計測目的のために用いられる。
請求項(抜粋):
振動流管手段(130、130')を有する流量計(10)内部の圧力を決定する方法であって、 前記流量計(10)の前記流管手段(130、130')を第1の振動モードで振動させるステップ(14、1000、1002)と、 前記流管の前記第1の振動モードに応答して、前記第1の流管手段の第1の共振周波数を決定するステップ(702、704、706)とを含む方法において、 前記流量計(10)の前記流管手段(130、130')を第2の振動モードで振動させるステップ(12、1004、1006)と、 前記第2の振動モードに応答して、前記流管手段の第2の共振周波数を決定するステップ(712、714、716)と、 前記第1の共振周波数と前記第2の共振周波数との間の比を計算することにより前記流量計内部の前記圧力を決定するステップ(756)とを含むことを特徴とする圧力決定方法。
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