特許
J-GLOBAL ID:200903062841670443

ペプチド又はペプチド模倣物質と結合したATP模倣物質を含むプロテインキナーゼ阻害剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  長沼 暉夫 ,  池田 幸弘
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-515632
公開番号(公開出願番号):特表2005-501047
出願日: 2002年07月25日
公開日(公表日): 2005年01月13日
要約:
本発明は、PKBの基質を模倣するペプチド又はペプチド模倣基と結合しており、プロテインキナーゼのATP結合部位と高い親和性がある小分子を提供する。本発明によるキメラ化合物は、改善された活性及び選択性をもつPKB阻害剤として働くことが好ましい。ペプチド又はペプチド模倣物質と結合している新規なATP模倣化合物、特にイソキノリン誘導体は、プロテインキナーゼの阻害剤として、実験、医療、及び薬物設計用に有用である。さらに、これらのプロテインキナーゼ阻害剤を含む薬剤組成物、並びにこのような組成物を、癌、糖尿病、心血管疾患、出血性ショック、肥満症、炎症性疾患、中枢神経系疾患、及び自己免疫疾患の治療及び診断に使用する方法を開示する。
請求項(抜粋):
R1及びR2が、それぞれ独立に、水素、低級アルキル基、低級アルコキシ基、置換した又は非置換のフェニル基、フェニル基、ハロゲン、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、シアノ、又はアミノ基からなる群から選択される少なくとも1種の置換基で置換された低級アルキルからなる群から選択され、 m及びnが、それぞれ独立に0〜3であり、 Xが、SO2-NH、S及びOからなる群から選択され、 Mが、1〜4個の炭素原子からなる置換した又は非置換のアルキレンを表し、 Yが、アミド、アミン、尿素、カルバメート、ヒドラジン又はスルホンアミドからなる群から選択され、 Wが、存在せず、あるいは1〜18個の炭素原子からなる置換した又は非置換のアルキレン、脂肪族、芳香族又は複素環基からなる群から選択され、 Lが、存在せず、あるいはアミド、アミン、尿素、カルバメート、ヒドラジン又はスルホンアミドからなる群から選択され、及び Zが、PKBの基質部位に結合可能な長さの4〜12残基からなるペプチド又はペプチド模倣基である、 式Iの化合物。
IPC (16件):
C07K7/06 ,  A61K38/00 ,  A61K49/00 ,  A61P3/04 ,  A61P3/10 ,  A61P7/00 ,  A61P9/10 ,  A61P25/00 ,  A61P29/00 ,  A61P35/00 ,  A61P37/02 ,  A61P43/00 ,  C07K5/11 ,  C07K7/02 ,  C07K7/08 ,  C12N9/99
FI (16件):
C07K7/06 ,  A61K49/00 Z ,  A61P3/04 ,  A61P3/10 ,  A61P7/00 ,  A61P9/10 ,  A61P25/00 101 ,  A61P29/00 ,  A61P35/00 ,  A61P37/02 ,  A61P43/00 111 ,  C07K5/11 ,  C07K7/02 ,  C07K7/08 ,  C12N9/99 ,  A61K37/02
Fターム (36件):
4C084AA02 ,  4C084AA06 ,  4C084AA07 ,  4C084BA01 ,  4C084BA08 ,  4C084BA16 ,  4C084BA17 ,  4C084BA32 ,  4C084CA59 ,  4C084MA01 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA022 ,  4C084ZA402 ,  4C084ZA512 ,  4C084ZA702 ,  4C084ZB072 ,  4C084ZB112 ,  4C084ZB262 ,  4C084ZC202 ,  4C084ZC352 ,  4C085KA36 ,  4C085KB82 ,  4C085LL05 ,  4C085LL07 ,  4C085LL13 ,  4C085LL18 ,  4H045AA10 ,  4H045AA30 ,  4H045BA13 ,  4H045BA14 ,  4H045BA16 ,  4H045BA53 ,  4H045DA55 ,  4H045EA28 ,  4H045FA20 ,  4H045FA74
引用文献:
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