特許
J-GLOBAL ID:200903062850786411

溶鋼のプラズマ加熱方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金丸 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-151638
公開番号(公開出願番号):特開平5-001317
出願日: 1991年06月24日
公開日(公表日): 1993年01月08日
要約:
【要約】【目的】 溶鋼保持容器内の溶鋼の酸化や窒化を防ぎながら、溶鋼を加熱するためのプラズマアークによる高い加熱出力が得られるようにする。【構成】 溶鋼保持容器1の蓋体1aに取り付けられ、Arプラズマ作動用ガスが供給されるプラズマトーチ3を用いて溶鋼Mを加熱する。このとき、溶鋼Mの酸化や窒化を防ぐために溶鋼保持容器1内に供給されるArシールドガスのガス供給量を、溶鋼保持容器1内の酸素及び窒素の濃度が溶鋼Mの酸化や窒化を防ぎ、かつプラズマアークPのアーク電圧を高めることができる範囲に保持されるように制御する。これにより、Arプラズマ作動用ガスの供給量を増加することによるサーマルピンチ効果とArシールドガスに比べ大きい電位傾度を有する酸素及び窒素の作用とにより、アーク電圧を高めることができ、溶鋼Mの酸化や窒化を防止しながらプラズマアークPによる高い加熱出力が得られる。
請求項(抜粋):
貫通孔を有する蓋体が配された溶鋼保持容器の内部に不活性シールドガスを供給しつつ、プラズマ作動用ガスが供給され前記貫通孔に挿通されたプラズマトーチから発生させたプラズマアークにより、前記溶鋼保持容器内の溶鋼を加熱する溶鋼のプラズマ加熱方法において、前記不活性シールドガスのガス供給量を、前記溶鋼保持容器内の酸素濃度が0.2 〜3.0 %、窒素濃度が0.8〜12.0%の範囲に保持されるように制御しながら、前記プラズマアークにより前記溶鋼を加熱することを特徴とする溶鋼のプラズマ加熱方法。
IPC (2件):
C21C 7/00 ,  B22D 41/015

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