特許
J-GLOBAL ID:200903062853146154

廃棄物利用発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-031096
公開番号(公開出願番号):特開平9-229339
出願日: 1996年02月20日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】 都市ゴミ等の廃棄物を加熱処理する場合、廃棄物中に塩素及び塩素化合物が含まれているので、これをガス化してフィルタ等で吸着処理した後、大気中に排出することが行われる。一方、加熱過程でガス化しなかった塩素成分は、処理灰と結合してしまい、高濃度の塩素を含有した処理灰となり、高濃度の塩素を含んだ処理灰をそのまま燃料として燃焼させ、高温高圧のガスを発生させてエンジンに供給して発電させることには問題があった。【解決手段】 塩素を含有する廃棄物を熱処理するとき、塩素及び塩素化合物と反応しやすいアルカリ系の添加物を適量混入し、処理灰に塩素成分を効果的に固定化する。更に、この処理灰を水洗浄することで、処理灰から塩素を除去し、この塩素を除去した処理灰から炭素成分を取り出し、これを固形化して固形燃料とし、燃焼炉で燃焼させて高温高圧の燃焼ガスを得て熱機関に送り、発電機を駆動する。
請求項(抜粋):
塩素を含有する廃棄物を、塩素及び塩素化合物と反応しやすい成分の添加物とを混合して乾留処理し、生成された残渣を水洗浄して脱塩素処理するとともに、脱塩素処理した残渣から炭素成分を分離抽出し、この炭素成分を乾燥固形化して塩素を除去した固形燃料を得、該固形燃料と前記乾留処理時に発生するガスとを燃焼炉で燃料して高温高圧ガスを発生させ、当該ガスを発電機を駆動する熱機関に導いて発電機により電気エネルギを得るようにしたことを特徴とする廃棄物利用発電システム。
IPC (2件):
F23G 7/00 ZAB ,  F23G 5/00 ZAB
FI (2件):
F23G 7/00 ZAB E ,  F23G 5/00 ZAB Z

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