特許
J-GLOBAL ID:200903062853471705

車両用ディスクブレーキのハンガーピン抜け止め構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-052954
公開番号(公開出願番号):特開2000-249173
出願日: 1999年03月01日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】【課題】 車両用ディスクブレーキにおいて、摩擦パッドを吊り下げするハンガーピンをクリップで抜け止めする場合に、クリップに外力が作用した場合にもクリップが妄りに脱落しないようにする。クリップを固定するための特別な加工や精度を不要とする。【解決手段】 クリップ22に、係合軸22aと湾曲部22bと連結部22cとを設ける。第2隆条部3eの反ディスクロータ側で、ハンガーピン20の係合孔20dに係合軸22aを差し込む。第2隆条部3eのディスクロータ側で、湾曲部22bを係合孔20dの係合軸差し込み側からハンガーピン20の軸部20a外周を一側部側へ回り込ませ、係合孔20dの係合軸差し込み側とは反対側で係合孔20dの中心軸O1と交差させる。湾曲部22bを、さらにハンガーピン20の軸部20a外周を他側部側へ延出させて、ハンガーピン20の軸部20aを包む。
請求項(抜粋):
ディスクロータの両側部に配設されるキャリパボディの第1パッド押動部と第2パッド押動部に、ディスクロータの外周縁よりもディスク半径方向外側へ相対向して突出する第1隆条部と第2隆条部を設け、該第1隆条部と第2隆条部に穿設されたディスク軸方向の第1ピン挿通孔と第2ピン挿通孔にハンガーピンの一端側と他端側とをそれぞれ挿通して、前記第1パッド押動部と第2パッド押動部とに前記ディスクロータの外側を跨いでハンガーピンを架設し、該ハンガーピンにてディスクロータを挟んで配設される一対の摩擦パッドをディスク軸方向へ移動可能に吊持すると共に、前記第2ピン挿通孔を、第2隆条部のディスクロータ側と反ディスクロータ側とに開口する貫通孔とし、該第2隆条部のディスクロータ側と反ディスクロータ側へ突出する前記ハンガーピンの他端側に半径方向の係合孔を穿設して、該係合孔にクリップを係着して抜け止めされる車両用ディスクブレーキのハンガーピン抜け止め構造において、前記クリップに、前記第2隆条部のディスクロータ側と反ディスクロータ側のいずれか一方で前記ハンガーピンの係合孔に差し込まれる係合軸と、前記第2隆条部の他方で、前記係合孔の係合軸差し込み側から前記ハンガーピンの軸部外周を一側部側へ回り込んで、前記係合孔の係合軸差し込み側とは反対側で係合孔の中心軸と交差し、さらにハンガーピンの軸部外周を他側部側へ延びてハンガーピンの軸部を包む湾曲部と、該湾曲部及び前記係合軸を前記第2隆条部を跨いでつなぐ連結部とを設けて、該クリップにて前記ハンガーピンを抜け止めすることを特徴とする車両用ディスクブレーキのハンガーピン抜け止め構造。
IPC (4件):
F16D 65/095 ,  F16B 21/12 ,  F16D 55/224 109 ,  F16D 65/02
FI (4件):
F16D 65/095 G ,  F16B 21/12 E ,  F16D 55/224 109 ,  F16D 65/02 M
Fターム (19件):
3J037AA06 ,  3J037AA07 ,  3J037BB01 ,  3J037HA05 ,  3J037HA07 ,  3J037HA08 ,  3J058AA43 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA62 ,  3J058AA73 ,  3J058AA77 ,  3J058AA82 ,  3J058AA87 ,  3J058BA52 ,  3J058BA62 ,  3J058CA60 ,  3J058DD07 ,  3J058FA01

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