特許
J-GLOBAL ID:200903062854419227

摩擦状態検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-138307
公開番号(公開出願番号):特開平8-334454
出願日: 1995年06月05日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】ノイズが多く、摩擦係数が刻々と変化する摩擦状態を正確に検出する。【構成】路面と車輪からなる振動系を、共振周波数の加振力で加振する加振力発生手段と、この加振力に対する応答を検出する加振応答検出手段と、加振力と加振応答に基づいて、振動系の共振特性を演算する共振特性演算手段と、演算された共振特性に基づいて摩擦状態を演算する摩擦状態演算手段と、演算された摩擦状態を滑りだす直前の状態になるように制動力/駆動力を制御する制動力/駆動力制御手段と、この制動力/駆動力に基づいて最大摩擦力の値を演算し、この値を装置の自重で除算することにより摩擦係数を求める摩擦係数演算手段とから構成される。摩擦状態を敏感に反映する共振特性で摩擦状態を演算するため、ノイズが多く、摩擦係数が刻々と変化する状況でも正確に摩擦状態を検出できる。
請求項(抜粋):
摩擦力の生じる接触面の片面側要素に該接触面と略平行な方向に変位するばね要素を接続し、該ばね要素の他端に慣性体を接続した振動系と、 該振動系の共振周波数又は共振周波数近傍の振動成分を含む加振力により、前記振動系を加振する加振力発生手段と、該加振力発生手段により加振された振動系の加振応答の状態量を検出する加振応答検出手段と、前記加振力発生手段により発生された加振力の状態量と、前記加振応答検出手段により検出された加振応答の状態量とに基づいて、前記振動系の共振特性を演算する共振特性演算手段と、該共振特性演算手段により演算された共振特性に基づいて前記接触面における摩擦状態を演算する摩擦状態演算手段と、を含む摩擦状態検出装置。
IPC (6件):
G01N 19/02 ,  B22D 11/16 104 ,  B22D 11/16 105 ,  B62D 6/00 ,  G01N 3/56 ,  B62D137:00
FI (6件):
G01N 19/02 C ,  G01N 19/02 B ,  B22D 11/16 104 A ,  B22D 11/16 105 ,  B62D 6/00 ,  G01N 3/56 G

前のページに戻る