特許
J-GLOBAL ID:200903062855985064

内燃機関の燃料噴射制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-139547
公開番号(公開出願番号):特開平8-334072
出願日: 1995年06月06日
公開日(公表日): 1996年12月17日
要約:
【要約】【目的】所望の運転状態で、燃料噴射弁の噴射率特性を自在に変更できるようにして、排気特性や運転性等を改善すること。【構成】ニードル114 がL1リフトしたときに当接するプッシュロッド109 が配設され、該プッシュロッド109 の上部に高圧室108 が設けられる。高圧室108 内の圧力は、スプール弁106 により高圧維持・開放される。低速低負荷域では、スプール弁106 を閉弁しておき、プッシュロッド109 を移動自由にし(L2 確保) 、初期噴射率を高めて燃焼安定性を高める。低中速高負荷域では、スプール弁106を、開弁させて高圧室108 内の圧力をプッシュロッド109 に作用させリフト量を規制(L1)した後、再閉弁させてプッシュロッド109 を移動自由に(L2 確保) とすることで、初期噴射率を抑制してNOx,騒音の低減を図る。高速域では、スプール弁106 を一気に閉→開→閉弁させ、プッシュロッド109 を移動自由にし(L2確保) 、初期噴射率の抑制を防止して、黒煙等の排出を抑制する。
請求項(抜粋):
開弁時の弁体のリフト量を1段階で制御する第1噴射特性と、開弁時の弁体のリフト量を複数段階で制御して燃料の初期噴射率を抑制する第2噴射特性と、を切り換え可能に構成した燃料噴射弁と、前記燃料噴射弁の第1噴射特性と、第2噴射特性と、を運転状態に応じて切換る噴射特性切換手段と、を含んで構成したことを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
IPC (3件):
F02M 45/00 ,  F02M 47/00 ,  F02M 61/10
FI (3件):
F02M 45/00 C ,  F02M 47/00 F ,  F02M 61/10 F

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