特許
J-GLOBAL ID:200903062867075012

命令を発行するための方法及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂口 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-049303
公開番号(公開出願番号):特開平10-283178
出願日: 1998年03月02日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 順不同処理システムにおいて命令バッファから少なくとも1つの実行ユニットに命令を効率的に発行するための装置及び方法を提供する。【解決手段】 そのソース・オペランドのすべてについて有効ビットが設定されると、直ちに命令を発行することができる。ソース・オペランドは、先行命令のターゲット・オペランドとして生成される。本発明によれば、対応するターゲット・オペランドが実際に計算される前に、ソース・オペランドが所与の実行ユニットについて有効であると投機的に宣言される。そのターゲット・オペランドが実際に使用可能になるまで待機する必要はない。むしろ、1つのパイプラインに対してバック・ツー・バックで命令を発行し、バイパスにより先行命令のターゲット・オペランドを後続命令のソース・オペランドに転送することが可能である。したがって、一連の命令は混乱せず、非常に効率よく発行が行われる。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの実行ユニットと、命令を保持し、前記命令のソース・オペランドとターゲット・オペランドを指定するための命令バッファであって、それによりオペランドが前記命令バッファ内の第1の命令のターゲット・オペランドとして指定され、前記命令バッファ内の第2の命令のソース・オペランドとして指定される命令バッファと、前記実行ユニットの1つに対して命令を発行するための発行手段であって、前記命令のソース・オペランドのすべてが有効になるまで命令を発行しない発行手段とを含み、前記第1の命令が第1の実行ユニットに対して発行された後であって、しかも前記オペランドの値が使用可能になる前に、前記第2の命令の前記ソース・オペランドが有効であると宣言するための指示手段を特徴とする、処理システム。

前のページに戻る