特許
J-GLOBAL ID:200903062867116550

仮想計算機システムの実行方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-010227
公開番号(公開出願番号):特開平6-222998
出願日: 1993年01月25日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 複数の動作モードを持ち動作モードによって拡張ROM領域のメモリ構成が変わる計算機上で、動作モードが異なる複数の仮想計算機を同時に動作させる仮想計算機システムを実現し、拡張ROM領域に搭載されている装置を共用させる。【構成】 仮想計算機システムを起動する時あるいはセットアップする時に、実計算機の拡張ROM領域に搭載されている装置が、実計算機のメモリ構成が変更になった時にどこのアドレスに配置されるかを記憶しておく。そして、その上で起動する全ての仮想計算機の動作モードを記憶し、オペレータの指示により実計算機のメモリ構成が変更される場合に、その時動作している全ての動作モードの仮想計算機の拡張ROM領域に搭載されている装置に対するアドレスが、メモリ構成が変更された後の実際の装置を指すようにマッピングし直す。
請求項(抜粋):
複数の動作モードを有し、各動作モード対応して拡張ROM領域のメモリ構成を変更する実計算機上で、動作モードが異なる複数の仮想計算機を動作させる仮想計算機システムの実行方法において、各仮想計算機の動作モードを記憶する工程と、実計算機が各動作モードで動作するときの拡張ROM領域のメモリ構成を記憶する工程と、実計算機の動作モードが変更されると、前記動作モードおよび前記拡張ROM領域のメモリ構成を参照し、現在動作している各々の仮想計算機の拡張ROM領域に搭載されている装置に対するアドレスを実計算機のメモリ構成に合わせて設定し直す工程とを有する仮想計算機システムの実行方法。

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