特許
J-GLOBAL ID:200903062868855330

アリールアルキル機能を含有するシリコーンをヒドロシリル化によって調製するプロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-543520
公開番号(公開出願番号):特表2002-511510
出願日: 1998年07月30日
公開日(公表日): 2002年04月16日
要約:
【要約】発明は、下記:ヒドロゲノポリオルガノシロキサン(試薬(SiH))とモノビニル芳香族化合物(試薬(Vi))とを、試薬(SiH)及び試薬(Vi)を、不活性溶媒及びヒドロシリル化触媒を含有する反応媒体中に同時に導入することによってヒドロシリル化させ;次いで、溶媒、可能な残留する試薬(SiH)及び(Vi)を除き、及び/又は水素化することによってアリールアルキル機能を有する高純度のポリオルガノシロキサンを調製する方法に関し、水素化プロセスの後に、随意にアリールアルキル機能を有するポリオルガノシロキサンと異なる生成物の排除プロセス(又は別の排除プロセス)を続ける。生成したアリールアルキル機能を有するシリコーンは、化粧品組成物において緩和剤及び/又はキャリヤーとして、或は香料組成物において可溶化剤及び緩和剤として使用することができる。
請求項(抜粋):
ヒドロゲノポリオルガノシロキサン(試薬(SiH))とモノビニル芳香族化合物(試薬(Vi))とをヒドロシリル化触媒の存在においてヒドロシリル化反応させることによって、高純度の、アリールアルキル機能を含有するポリオルガノシロキサンを調製する方法であって、 -ヒドロシリル化作業を、*温度50°〜150°C、好ましくは50°〜100°C、最も特に60°〜90°Cで、*大気圧における沸点が200°Cよりも低い、好ましくは150°Cよりも低い、試薬に対して不活性な溶媒(S)の存在において、*2つの試薬(Vi)及び(SiH)を、溶媒(S)及びヒドロシリル化触媒を含む反応媒体中に同時に導入することによって実施し、この導入は、2つの試薬(Vi)及び(SiH)のそれぞれの量が、試薬(Vi)/試薬(SiH)モル比0.5よりも大きい〜1.5、好ましくは1よりも大きい〜1.2に相当し、かつヒドロシリル化反応における任意の時に、SiH機能の質量(1機能当たり29g)として表わす、存在する試薬(SiH)の量が、溶媒の質量を除いて、反応質量の2%未満、好ましくは1%未満に相当するように実施し、 -並びにヒドロシリル化作業の後に、溶媒(S)及び残留する試薬(SiH)及び(Vi)を除く作業、及び/又は水素化作業を続け、該水素化作業の後に、随意にアリールアルキル機能を含有するポリオルガノシロキサンと異なる生成物を除く作業(又は除く新規な作業)を続けることを特徴とする方法。
IPC (2件):
C08G 77/38 ,  C08G 77/12
FI (2件):
C08G 77/38 ,  C08G 77/12
Fターム (8件):
4J035BA02 ,  4J035CA01M ,  4J035CA01N ,  4J035CA02U ,  4J035FB03 ,  4J035LA05 ,  4J035LB14 ,  4J035LB20
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭4-046933

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